3人は走って床に打ち付けられた姉へ駆け寄る。
明らかに先ほどまでの冷静さはなく、取り乱しているのがわかる。
エーミールは、倒れたゾム を姫抱きし、静かに消えていった。
残りの二人もエーミールの後を追って消えてしまった。
左馬刻は急いでスマホに電源を入れ、神宮寺寂雷に電話をかけた。
プツッ
電話が切れ、左馬刻は出口へ走った。
そういって一郎は裏孤を抱き上げて左馬刻の後を追った。
車に乗ると、裏孤の傷口から出てくる赤い血液が座席を汚した。
すると、車は勢いよく走り出した。
一方その頃のエーミールは、仮拠点に戻りボロボロになり気絶しているゾムの手当をしていた。
まだ弱々しい声だが、ゾムが目を覚ましたことにエーミールは歓喜していた。
だが、その歓喜もあっという間に過ぎ去って再びさっきの申し訳なさがぶり返してきた。
ゾムのおかげで、エーミールは間違った考えを捨てあらためることができたのだった。
ハッピーハロウィーン!!!
(一日遅刻)
そういって私は手を前に出して3人に近づいていく
そういって私は3人に思いっきり抱きついた。
私が思いっきり飛びついたと言うのにさすが私より体格のいい弟3人だ。
ビクともしなかったのだ。
くっ…ちょっと悔しい気分
悔しいのでちょっと頭を左右に揺らして髪でくすぐる。
















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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!