第18話

視線
112
2026/02/15 15:32 更新
hjは駆け足で教室に戻ると、ybは窓を開けて外を眺めていた。

後ろ姿には何処か切なさを感じた。
hj
hj
Yong-bok!
Yb
Yb
Hyunjin!
Yb
Yb
急にいなくなってごめん。雰囲気に耐えられなくて…
hjはうなずきながら、ybの隣に立つ。
hj
hj
大丈夫だよ。とりあえずkimには…近付かない方がいい。
Yb
Yb
えっと、なんで?
hj
hj
んー…また今度話すよ。
ybは「意味がわからない」というような顔をしたが、すぐ元通りになった。

2人きりの教室には時計の音が響く。
hjはybの顔を見ないまま、言葉を放った
hj
hj
君ってオーストラリアでも人気だったの?
思ってもなかった質問にybは目を大きく見開いた。
Yb
Yb
オーストラリア"でも"って笑
全然人気じゃなかったし、今もそうだよ。
hj
hj
へー、…そうなんだ。
Yb
Yb
友達は多い方だったと思う。皆と遊ぶのが好きだったからさ、
hj
hj
やっぱり外向型?
Yb
Yb
まぁ、そうかもね。
話していると何の前触れもなく、hjは背中がゾワっとした。

誰かにジッと見られているようで気味が悪く、誰かに見られているように感じた。
hj
hj
ねぇ…どこからかの視線感じるんだけど、ybは?
Yb
Yb
ん?
(後ろを振り向いて、キョロキョロ見回す)
Yb
Yb
そう?僕にはわかんないな。
ybは全く気付いていないようだった。

それは良い方に傾くのか、または逆か。

hjは薄々嫌な気配を感じていた。


「前と同じことが起きるのではないかと」

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前に起きた出来事とは…?

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