嘔吐表現入ります!
閲覧はご自分の責任でお願いいたします!🍑🍗 side
体がだるい。
ずっと、ずっと目眩と吐き気が止まらない。
でも、ここで倒れたくもないし吐きたくもない。
みんなに見せるのは、〝強い俺〟だけでありたかった。
楽しく話しているみんなを見て、少し落ち着いた。
、、、落ち着けた、と思ってた。
口から何かが出てきそうなのを、一生懸命飲み込む。
この苦しさに関しては、割と慣れたものだった。
息を整えていると、じゃぱぱに声をかけられた。
ここでバレたら行けないのに、と思ってしまう。
だから、冷たく返事するんだ。
やめろよ。『そっか』って言えよ。
強い俺しか見せたくないんだって。
ここで甘えたくないんだって。
、、、うるさいッ、
うるさいうるさいうるさいッッ!
俺は、つい大きな声を出してしまった。
そのせいで、じゃぱぱだけではなくみんなに気づかれた。
俺は屋上のドアを開けた。
行き先は、体育館倉庫。
目眩で視界がくらくらしてて、すごく歩きづらいけど。
せめて、弱い俺であれる場所にいたかった。
この場所から逃げるつもりだったのに、
案の定、呼び止められてしまったんだ。
🍑🎸 side
とつぜん、ゆあんくんが大きな声を上げた。
何があったかは分かんないけど、揉めたのか、?
でも、だいぶお人好しのゆあんくんが揉めるのは珍しい。
彼の息は安定してなく、顔は若干青白かった。
ゆあんくんは屋上の扉に手をかけ、開けた。
フラフラと歩いていく彼の後ろ姿を眺めることしか出来なかったが、
唯一、彼に声をかけた人がいた。
俺らの頼れるリーダー的存在、じゃぱさん。
俺の心配もするくせに、ゆあんくんの心配もする。
、、、本当に、ずるい人だ。
2人は言い合いを始めた。
特に意味もない、無駄な言い合い。
この言い合いに、なんの意味があるんだろう。
俺はただ、そんな2人の背中をみんなで眺めるだけ。
急に体の力が抜けたように、ゆあんくんは倒れた。
まるで、糸を切った操り人形のように。
今、この事態の重大さを把握した。
、、、思ったよりも無理してたんだなぁ、w
じゃぱさんが袋を広げてくれた。
こんな貧弱な俺でも持ち上がった彼の背中を、
ゆっくりとさすった。
8日に渡った毎日投稿、楽しんでもらえたでしょうか?この小説は、自分の中でも傑作の方でして、、、色んな方に見てもらえて凄く嬉しいです!完結まで、どうぞ見守ってください!それでは!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。