攻略したい
それ以上でも、以下でもなく
ただその一心で翔陽のことを見つめた
日々留まることなく進化し続ける翔陽が面白くて
ずっと見ていたいと思った
そう思っているうちに、いつの間にか翔陽から目が離せなくなっていた
気づいたら翔陽のことを目で追っていた
ていうか、そんなに翔陽のことを見ていたのも驚きだ
………おれも朝は卵かけご飯にしようかな
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好き…
すき…
suki…
……sushi???
1回考えたこともあった
けど無かったことにした
おれはそっち側じゃ無いと思ってたから
もう、帰っちゃうんだ
”まだ、研磨と一緒にいたい”
寂しいって思ってるの、おれだけじゃなかった
あぁ、だめだ
これはもう、言い逃れできない。
おれは、初めて会ったあの瞬間から
恋に落ちていたらしい。
番外編 完