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第3話

出会い
504
2024/02/16 16:19
〜3時間後〜
ジウ
ジウ
もー!!ほんとイライラするんっだから!
ジウ
ジウ
ヒクッ!
(なまえ)
あなた
だから飲み過ぎだって言ったのに、
(なまえ)
あなた
家まで送るから、はい、背中乗って
ジウ
ジウ
あなた〜♡
(なまえ)
あなた
ほら、ちゃんと掴まってよ
〜15分後〜
(なまえ)
あなた
よいしょっ
ジウ
ジウ
ん〜
(なまえ)
あなた
もうここまで来たら大丈夫でしょ、自分の足で帰って。
ジウ
ジウ
はーい♡
(なまえ)
あなた
ふー💦
(なまえ)
あなた
あたしも帰るか
帰る道は暗く、人気もなく少し不気味であった
(なまえ)
あなた
そりゃそうだ、もう朝の3時、こんな時間に出歩いている人なんて、私くらい
そんな中、歩道橋の上に立つ、同い年くらいの男が見えた
(なまえ)
あなた
えっなに、もしかして自殺?!
階段を今までにないほどの速さで登り上がり、その男の手を掴む
(なまえ)
あなた
やめてください!!そんな若いのに死のうなんて、何がなんでも考え直して…!
ウンソク
ウンソク
その綺麗な泣顔はどこかで見覚えがあった
(なまえ)
あなた
もしかして…ウンソク?!
ウンソク
ウンソク
…!あなた?!
いきなり肩を掴まれる
(なまえ)
あなた
?!
ウンソク
ウンソク
お願い、このことは誰にも言わないでくれ
(なまえ)
あなた
わ、わかった、言わないから、離して!
肩に置かれた手をはらう
(なまえ)
あなた
と、とりあえず、心配だから家まで送ってく
ウンソク
ウンソク
家には帰れない
(なまえ)
あなた
はー?!じゃあどこに帰る…!
(なまえ)
あなた
あたしの家でいいなら、今日だけ泊めてあげてもいい
ウンソク
ウンソク
…ごめん
(なまえ)
あなた
もういい!早く着いてきて!
握った手は、相変わらず冷たく、昔のことを思い出させた

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