俺の好きな子はいつもクラスの端にいる
席替えの時は先生に端がいいって頼んでるらしい
とても可愛いんだよなその子
藤枝って言うんだけどな
子犬みたいで可愛い。
けど話したこともない。
完全な片思いだ
俺は藤枝の事...すきだ。
藤枝はおとこだ
でも好きなんだ
でも、叶わないよな
俺は...藤枝に話しかけてみた
やばい引かれたか!?
...1度の人生楽しまないと!
...あっちゃー
俺はどうすることをも出来ず
イツメンのところに戻ったら
イツメン1「うっわ藤枝ってガチのぼっちじゃん笑」
イツメン2「うっわぁ笑寺島もバカじゃねーノ?
あんなやつとさ」
俺は、一瞬頭が真っ白になった
俺のことはどうでもいい
藤枝のことが...!
俺はあいつらに殴ろうとしたら...
藤枝があいつらを叩いた
悲しそうな、寂しそうな顔をしていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。