第2話

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2026/01/16 09:53 更新
監禁されて2日目



不安よりも正直菊さんがこんなことをすると受け入れられない気持ちの方が強かった

本田菊
本田菊
あなたの下の名前さん、失礼します。ご飯を届けに来ました
あなた
あ、菊さんッ
本田菊
本田菊
ここでの生活には慣れてきましたか?
本田菊
本田菊
あなたの下の名前さんの好きなものは全て揃えたのですが…
あなた
だんだん慣れてきました。もっと自由が欲しいですけど…
本田菊
本田菊
…また来ますね
がちゃん











行ったかな?







 菊さんのご飯、いつもなら喜んで食べたはずなのに



 今は不安でたまらない






 いつも通りご飯を捨てて




 パックジュースだけ飲む

 そしたらすぐにここから出る作戦を—



ガタッ
あなた
誰かいる?
あなた
なんだ気のせいか
本田菊
本田菊
気が付いてないのでしょうか
本田菊
本田菊
あなたの下の名前さんが飲んでいるパックジュースに含んでいること
本田菊
本田菊
まぁそんなところも可愛らしいのですが♡
本田菊
本田菊
ほら、貴方のせいで私がこんなに傷だらけに♡
そう言った菊の腕からは血が




  ポタポタ





  とたれていた




  一度だけではないのか、





  菊の腕からはたくさん傷の跡がある
本田菊
本田菊
今私の血はあなたの下の名前さんの体に♡
本田菊
本田菊
早く私のものになってくれませんかね♥
プルルルル
本田菊
本田菊
本田菊
本田菊
はい、もしもし
がちゃん
本田菊
本田菊
あなたの下の名前さん
あなた
ビクッ菊さん、ど、どうしました?
本田菊
本田菊
さっき耀さんから電話がありましてね
本田菊
本田菊
あなたの下の名前さんが行方不明で心配なので香さんと明日ここに来る、と
耀さん達気が付いてくれてたんだ、もしかしたら抜けだせ——
本田菊
本田菊
どうしてこんなことするんでしょうか
あなた
え?
本田菊
本田菊
今あなたの下の名前さんが行方不明ということに気が付いているのは耀さんと香さんだけです。
本田菊
本田菊
耀さんが相談したらしいですよ
本田菊
本田菊
これ以上広まっても困るので明日来てもらうことにしました
あなた
な、なんで?
あなた
そしたら私の居場所がバレるだけ…
本田菊
本田菊
なぜだと思いますか?ニコッ
 まさか…





  いや
あなた
待ってください菊さん!
あなた
そんなこと…
  菊さんが笑った





  と同時にドアが閉まる音がした






  部屋に残されたのはしんとした空気と




  不安だった

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