俺、今更気づいたんだ。菓子さんの姉の名前を聞いていなかったことを()
でも今聞くわけには行かないからこのままゴブリン達の動向を見よう。
横を見ると菓子さんがもうすでに魔物の軍団の裏を取っていた。
行動早すぎんか?
俺は相手に気づかれない程度に周りを見る。
前には菓子さんがスタンバイしている。
そして後ろではみぞれさんが魔法の準備をしている。これなら興味を引けば大丈夫そうだ。
俺はゴブリン達を派手に薙ぎ払って興味を引いた。でも恐らく派手にする必要は無かった。
いやすごい煽るじゃん。
でもゴブリン達のリーダーぽいしそんなんで釣られるのだろうか…
草。
もうこれ俺ゴブリン倒すだけだな。
そう言ってハーピーは飛び去って行った。
フルボッコだドン☆
どうなってますかといいかけたが、菓子さんが檻を恨みと怒りを足して割るのを忘れた様な顔でこじ開けていたため見守る。
こっっっわ。
そんな菓子さんをよそに檻から出た少女は幼い子のように跳ねている。
温度差で風邪引くわ。
そうなるの!?
そう思ったが嫌な訳でも無いため断らなかった。
ちなみに二人は以前までは単独、もしくは二人でクエストをして生活していたそうだ。
そして単独で茶子さんがクエストをしにいった結果、こうなったらしい。
それを防ぐため、どこかのパーティに入りたいと前々から考えていた上での今回の事なので、二人とも即決だったようだ。
こうして俺のパーティメンバーは五人になった訳だ。いや人数多いな。
メテヲさん…大剣
みぞれさん…魔法の杖
ウパさん…小刀(二刀流)
茶子さん…弓
菓子さん…槍
ヒナルカは未てi((不明です



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。