~学校~
~おらふくん side~
僕とおんりーは学校にいて、今は1時間目が終わって休み時間だ。
おんりーと話していると、クラスメイトが窓の方を見て叫んだ。
僕とおんりーも、何事かと思って窓の方を見た。
おんりーはそう呟いて、僕にここで待っているように指示して窓の方へ向かった。
みんなパニックになっていておんりーに気づかない。
落ち着いた声で、でもみんなに届く声で、おんりーがそう言うと周りはおんりーに気づいて道を開ける。
魔獣はおんりーに向かって鋭い爪を見せる。
おんりーはそれを持っていた剣で軽々しく斬る。
おまけに魔獣から伸びている長い腕の上を走り、魔獣の胸で強く光っている宝石のようなものを斬り裂いた。
魔獣は酷く大きな咆哮を上げながら電池を失ったロボットのように動かなくなった。
パニックになっていた人たちはみんな、おんりーを見て讃えた。
そのつぶやきが聞こえた時、僕の身体は宙に浮かんでいた。
黒く暗い何かに首を締め付けられて、息ができない。
そのまま僕はベランダの外に出された。
苦しいけど、この首を締め付けているものが無くなれば、僕は落ちて死んでしまう。
おんりーは僕に近づこうとしたその時、おんりーは空から降ってきた檻に入れられてしまって、なにかの声が聞こえた。
おんりーは牽制するように何かに向けてそう言った。
首に巻き付いていたものが僕の元を離れ、僕の身体は重力に従って落ちていく。
おんりーは檻の中で距離も遠い。
ああ…僕死ぬんやって思った。
前までは死んだとしてもなんとも思わんかったのに…
今は……
地面との距離が近くなってきた。
もうぶつかる_______と思った時、身体がふわっと浮いた気がした。
目を開ければそこには檻の中にいたはずのおんりーがいて、僕のことを抱き抱えていた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!