そうだ、もう三年たった。
その間に色々あったなぁ、
まぁ、そんなことどうでもいい。今、生きているのだから。
…色々あったときに、コイツを色々知った。
さまざまな時間軸を生きていて、これで10回目とか、
大天使になる前は人間で、普通に暮らしてたとか、
どの時間軸でも、同じ人間に合うとか、
不老不死にできる呪いを自分に使おうとしたけど、
誰かに死ぬ気で止められて、焦ったとか、
あんまり利益のない情報だが、その分だけ親近感がわいた。
こんな下らない言い合いが、このある意味平和な言い合いが
三時間ほど繰り出されたのち、カレンは言った。
俺の肩を掴みながら、悲痛な声をあげながら、
ずっと飛んでいたコイツと、初めて同じ地上に立った。
同じ場所に立って分かったのは、身長が同じとか、
俺より髪長いとか、ずっとよく見えなかった目が、
思ったより綺麗な、空の色をしていた、とか。
綺麗と呼ばれる部類だと思う。儚いとか、そんなイメージ。
さすが大天使とでも言えばいいのだろうか。
びっっっくりしたぁ…え、読まれてない?読まれてないよな?
そんなことばかりが脳を駆け回る。ちょっと静まれ。
なんで、なんでこんなにあつい、え、こわ、なに、
コイツだって、初対面の時「綺麗」だとか行ってきたくせに
そう思っていたことが読まれたのだろうか。
そういって、俺が無理矢理反らした顔をぐいっと引っ張って、
俺の頬に手を添えて、まるで、砂糖だらけの猪口をどろどろに溶かした
ような顔を浮かべるものだから…
とりあえず殴っておいた。
これから二人のキャラデザ書くから、この辺で。
またな。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。