第31話

解答 #4
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2021/10/01 12:16 更新
宮舘side
あなた
舘さん!
大切なあの子の声が聞こえたから、振り返ってみれば、やっぱりあなたはそこにいて。
あなた
それ重くない?1個持つよ
優しく俺に近付いてきた。

顔バレしても知らんよ、と付け足されながら。
宮舘涼太
ごめんねあなた、持たせちゃって
あなた
良いの良いの!それより、何で舘さんが買い物行ってんの?他のメンバーに行かせたら良かったのに…
宮舘涼太
やっぱり自分で選びたいでしょ?それに、外を歩くの好きだし
あなた
ほんと、舘さんは優しいねぇ
優しい?
本当に優しいのはあなただ。

この子はそれを分かってない。

グループが…俺が、あなたにどれだけ救われてるのか、あなたは全く知らないようだ。
宮舘涼太
あなただって優しいよ、すごく
あなた
え?いやいや、無愛想だってよく周りに言われるよ
宮舘涼太
そんなことない
そう言って俺は、袋を持ってない左手で、同じく袋を持っていないあなたの右手を握った。

あなたはびっくりしてたけど、俺は気付かないフリをして手を繋いだままにする。
宮舘涼太
あなたは誰よりも優しくて良い子だから、俺が分かってるから
あなた
……本当?
宮舘涼太
ほんとに決まってるでしょ
あなた
…新発見だ、舘さんにそう思ってもらえてたこと
ちょっと照れて言うあなたの横顔を、笑いながら俺は見てるけど、今、圧倒的に余裕が無いのは俺の方。

だってさっき、気付いちゃったんだよ。

自分の本当の気持ちに。
宮舘涼太
そう思ってるに決まってるでしょ、
好きなんだから
あなたは嬉しそうに笑った。


本気だとはたぶん伝わってないと思うけど、今はそれで良いと思う。

時々、2人になりたいとか、翔太に嫉妬したりとかはするかもだけど。

別に焦ってはいない。


周りがあなたにどれだけ近付いても、俺はゆっくり自分のペースであなたと関わりたい。



それが俺のスタンスだから。



誰よりも、あなたへの想いは深いと言えるから。

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