第26話

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2026/09/09 18:45 更新
朝
ホテル組の4人が楽屋へ向かっていると、廊下の向こうから見覚えのある二人が歩いてくる。

拓哉「おー、おはよー!」

ヴァサ「おはよー!」

あなた「おはよ!」

黒田「おはよう」

檜山「おはよ」

織山「おはよー」

あなた「おはよー、ちゃんと寝れた?」

織山「寝れたよ」

あなた「よかった(笑)」

拓哉「ホテル組、昨日ほんまにどこも行ってないん?」

黒田「行けるわけないじゃん」

ヴァサ「ホテルと会場だけ」

檜山「大阪来た感じあんまりしない(笑)」

あなた「やっぱそうよなー」

そう言いながら、あなたが持っていた袋を持ち上げる。

あなた「だからこれ買ってきたで!」

織山「え待って」

あなた「551」

一瞬、全員が袋を見る。

ヴァサ「えっ!!」

黒田「551!?」

檜山「うわ、嬉しい」

織山「え、いいの?」

あなた「いいよー。せっかく大阪来たのに何も食べれてないやろ?」

ヴァサ「あなた神やん」

あなた「神やで〜(笑)」

黒田「ありがとう」

檜山「めっちゃ嬉しい」

織山「ありがとう、あなた」

あなた「どういたしましてー」

拓哉「俺のは?」

あなた「拓哉のはない」

拓哉「なんでやねん!」

あなた「一緒に買いに行ったやん(笑)」

拓哉「いや俺、荷物持っただけやん」

あなた「ご褒美でな」

ヴァサ「拓哉かわいそう(笑)」

拓哉「俺も食べたい!」

あなた「あとであげるって」

拓哉「最初からそうゆってぇや!」

楽屋に笑い声が響く。

少しだけ551を食べながら話したあと、スタッフから声がかかる。

スタッフ「そろそろリハーサル入ります!」

あなた「はーい!」

全員でステージへ向かう。

会場はまだ客席に誰もいない。

ステージに上がると、昨日までとは少し違う空気を感じる。

拓哉「ここの会場狭く感じんねんけど」

あなた「ほんまやな」

スタッフ「まず一曲目からお願いします!」

音が流れる。

六人がそれぞれの立ち位置につく。

一度通したところで、織山があなたの方を見る。

織山「あなた、次の移動ちょっと早めでいいかも」

あなた「ここ?」

織山「うん。俺もそこ合わせる」

あなた「おっけー」

もう一度確認する。
次は客席降り動線確認。

檜山「おれはあなたと一緒だね」


あなた「やーまんについていこー」

檜山 「動線一生初めてだよね」

あなた「確かに逆にやーまん以外はじめてかも」

拓哉「檜山は結構メロファンサやで笑」

檜山「バカにしないで!」

スタッフ「リハーサル以上です!」

楽屋へ戻る。

そこからは本番に向けて、それぞれ準備を始める。

あなた「髪どうしよっかなー」

拓哉「まだ決めてないん?」

あなた「ハーフツインにしよかな」

ヴァサ「いいやん」

あなた「じゃあそれでいこ」

織山は鏡越しにその会話を聞きながら、自分の準備を続ける。

しばらくすると、スタッフから声がかかる。

スタッフ「本番前です!お願いします!」

全員が楽屋を出る。

ステージ袖に六人で集まる。

自然と真ん中に寄って、肩を近づける。

拓哉「じゃあ、大阪一発目。昨日まで東京でやってきたこと全部出して、今日も楽しもう」

ヴァサ「うん!」

檜山「楽しもう」

黒田「頑張ろ」

織山「いこ」

あなた「大阪、盛り上げよー!」

拓哉「いくで〜」

全員「!!!!!!」

声が響く。

顔を見合わせて笑う。

スタッフ「スタンバイお願いします!」

あなた「行こ!」

六人がそれぞれの立ち位置へ向かって走っていく。

その背中を見ながら、織山は一瞬だけあなたを見る。

そしてすぐに前を向いた。

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