授業が終わって もう放課後になった
隣のクラスだから
私たちを 迎えにきてくれた ウェン
また ロウのことを ロウきゅん なんて
呼んで怒られている
私とロウのクラス 一組は
異様に 帰りのホームルールが
長く いつも一番最後だ
でも 今日は 2組のウェンが
迎えにきてくれた ということは
いつもよりは 早かったみたい
いつもなら ロウと 2人で
寂しく下駄箱に 向かうから
ウェンも居るのは珍しい
「わかってるわぁ」なんて
ロウと一緒に言いつつ靴をはきかえる
靴を履き終えて 顔をあげると
人数が足りない
いち、にい、さん って何回も数えるけど
どうしても人が足りない
それならなんで
「やっと来た」とか言われなきゃ
いけなかったんだ!!!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。