僕は五月雨こえ
僕には好きな人がいる
こいつじゃない
この人、一星れる
いつも一緒に帰って
脈ありかなって期待してる
小さく手を振る君が好き
少し微笑んでくれる君が
部屋について寝転んでスマホをいじる
結構重症の片思いかも
考えるよりも先にスマホのカメラロールを開いた
やっぱり、
やりたいこともないし
なんでこんなに好きになっちゃったんだろ
ベッドに寝転ぶ瞬間にスマホの画面が光った
そう思ってスマホを確認すると
LINEが来てたのはれるちからだった
でも内容は
でも心の中ではがっかりと言うより嬉しいが勝っていた
玲瑠視点
遊びに誘いたかったのに、
こえ視点
またLINEだ
うそでしょ、まぢで?
いきたい!でも…
僕には嫌いな人がいる
くにおっていうやつ
僕のことが好きって嘘ついてれるちに近づいてる
本当はれるちのことが好きなくせに
くにおがいるからクラスのみんな近づかない
だから嫌い
これで来ないって言ったら、ハブってるみたいかな
本音は来てほしくない、
でもこえくんとくにおのことが好きなら
どうしよ、
その時一件のLINEがきた
一人で行くんか、
ならすれ違ったら気まずいな
先にこえくんにLINEしよ
そう送ってからくにおに送る
れるちはくにおのこと好きなのかな、
れるちからまたLINEがくる
れるちの浴衣か、
みたいな〜
プールも行きたいな、旅行も行きたい












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。