☠️
「喫煙所で知り合う話」
仕事をこなして、昼休みになったら煙草を吸うのが日課になっていたあなた。
いつものように煙草を吸いに喫煙所に行き、煙草に火をつける。 「ふぅ……。沁みるわ…。」と一人で煙草の美味さに感心していると、人が入ってくる気配がして入口の方を見る。入ってきたのは黒髪だが、少し青っぽい髪をしていて赤色の瞳の男性だった。(…この辺じゃあんまり見ない人だな…)なんて思いつつ軽く会釈をして再び煙草に集中する。
『すいません。』
「っはい?」突然声をかけられ、素っ頓狂な声が出る。『あの…火ない。ので…。貸して欲しいです。』彼の口からは少しカタコトな日本語で「ライターを貸してくれ」と言われた。私は「ああ、いいですよ。」と言いライターを彼に手渡す。彼は『ありがとうございます。』と言いタバコに火をつける。
暫く無言が続き、沈黙を破ったのは彼の方だった。
『……名前。なんて言うんですか。』
「…名前?…あ、あなたです…。」ここで一旦会話が途切れる。(いやいやいや!なんで聞いてきた!?!?)なんて思っていると『…お、れmondoって、言います。』と言ってきた。
「…mondoさん…?」そう聞き返すとmondoと名乗る彼はこくり、と頷いた。
『おれ、韓国人で…日本語へたでごめんなさい。』
「!いえいえ、お上手ですよ。」そうか、この人韓国人なんだなんて思いながら煙草を吸う。
『…あなた、さんは何してる…?』
「私ですか?私はあそこのオフィスで働いてます。今は昼休憩です。…えっと…mondoさんは…?」
『……ストリーマーで…。CrazyRaccoonってトコで…色々してる。今日は遊びに来ただけ。』
「へえ、ストリーマーさんなんですね。凄いなあ私ゲーム出来ないから憧れます。」
………。いや、バカ気まづいくなった。終わった凄い怖い!!!!なんて思ってると。
『……あの、ここって行きたくて…どう行く…??』突然見せられたのはここの近くの建物だった。
『日本…はじめてだから、わかんない。』
「…ああ。ここですか。ここならすぐ行けますよ。」
「マップ通りに行けば、着くと思いますよ。」
『…マップでも、迷う。迷ってたらここに着いた。』
「ああ……。」何故か妙に納得してしまった。
「…私まだ休憩時間あるので、着いていきましょうか…?」
『…!いいの?』
「はい、平気ですよ。」『ありがとう…!ございます。』カタコトの日本語で頑張って会話しているmondoを見ているとだんだん愛着が湧いてきた。
「…あ、タメでもいいですよ。タメの方が喋りやすそうなので」
『…ありがとう。そうする。』
タメを承諾すると、mondoは一気に喋りやすくなったようで饒舌に話し始めた。今日日本に来た理由、仲間のストリーマーの話、そして自分が飼っている犬と猫の話など色々話してくれた。
『あなたはさ、なんか好きな物とかある?』
「私ですか?うーん、最近はこれと言って好きな物はないですかね。あっ、煙草好きです。」
『ふっ、煙草かよ笑』
そう言って笑うmondoは年の離れた兄のような風格をしていた。
流石に長すぎて切る‼️‼️
残りはまた今度ーーーт тт тт т












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!