撮影が終わって休憩時間になっても
奨は私と食べたいって言ってくれて
待つ と 意志が固い奨が可愛くて
頭を撫でると 少し照れながら
ふにゃっと笑顔になった 猫みたい
思ったりより長い間話し合いがあって
ほぼ休憩時間が終わりそうだった
もう 流石に食べちゃってるよね
ちょこんと 楽屋の真ん中に座って
スマホを眺めている奨が
こっちを見てきて 少し微笑んだ
隣に座ると 大きい手で頭を撫でてくれた
年下だけど 包容力は人一倍で
甘えたくなる 優しい人
長い時間待ってくれた奨に申し訳なくて
顔を覗くと 少し悲しそうに 微笑んでいて
初めて見た奨の顔に 胸が締め付けられる
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。