あなたはカチ、カチ…と秒針のような音を立てる自分の胸に手を当てた。
カチ、カチ、カチ………
先程ぶつかったフードを被った人影に
何かをされたことだけは分かっていた。
走って向かった病院で
彼女が言われたのは
____心臓に時限爆弾が付いている
というものだった。
あなたは焦って医者にしがみつくが
医者も看護師も全員が青ざめて彼女から離れた。
何件回ろうとも
その反応は変わらなかった。
そんな中、SNSで見つけたとある探偵の存在。
頼るアテが無くなっていた彼女は
縋る思いで探偵事務所へと向かった。
そこに居た少年の出会うことで
自分の運命が大きく変わっていくとも知らずに。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。