第4話

地獄のレッスン
642
2023/04/05 04:14 更新
私の差し入れを楽しんだ後、予告通りレッスンを開始した。
とはいえ私は講師でもなんでもないので、見学がメインだが。
夫松  健介
夫松 健介
なぁあなた、
夫松  健介
夫松 健介
俺あなたの歌聞きたいんやけど
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
遠藤  翼空
遠藤 翼空
俺も聞きたい
なんで私?
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
え、やだよ。
山本  光汰
山本 光汰
まぁまぁそう言わずにさ〜?
なんなんだこのボーカル陣
鈴木  瑠偉
鈴木 瑠偉
俺も聞きたい!
岡尾  琥珀
岡尾 琥珀
お手本聞きたいな〜?
ラップ陣もかよ
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
...健介くんあとでコアラのマーチ奢りね。
夫松  健介
夫松 健介
あ、俺なんやwいいよそれくらい。
よし、言質取ったからな。
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
仕方ないなぁ...じゃあマイク頂戴。
そっと翼空くんからマイクを受け取り、立ち上がる。
遠藤  翼空
遠藤 翼空
曲は?
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
C'mon歌うよ。
山本  光汰
山本 光汰
マジ?楽しみ。
そりゃ彼等の前だし?
耳コピしてるからいけるっしょ。

有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
Baby  ...

有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
...はい、おしまい。
意外と疲れるなこの曲。
マイクをその辺に置けば、たちまち拍手が沸き起こった。
遠藤  翼空
遠藤 翼空
やっぱすげぇ
山本  光汰
山本 光汰
男の俺らとはファルセットの感じも全く違うな
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
そりゃそうでしょうよ。
夫松  健介
夫松 健介
俺やっぱあなたの歌好きやわ〜
ボーカル陣からの突然のチヤホヤ

悪くないな。

川口  蒼真
川口 蒼真
姫がご満悦だ
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
うるさいぞ蒼真
鈴木  瑠偉
鈴木 瑠偉
なんで蒼真には当たり強いのw
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
蒼真だから
川口  蒼真
川口 蒼真
全然理由になってないけど、それって特別扱いってこと?
岡尾  琥珀
岡尾 琥珀
多分そういうこと
川口  蒼真
川口 蒼真
ならいいや。
夫松  健介
夫松 健介
いいんかいw

そんな和気あいあいとした雰囲気の中、ガチャと扉の開く音がした。

スタッフ
あれ、お客さんですか?
佐藤  峻乃介
佐藤 峻乃介
あ、お疲れ様です
入ってきたのはスタッフらしき人物。峻乃介に続くように皆次々と挨拶をしていく。
スタッフ
えっと、貴女は確か...
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
どうも、有栖  あなたです。初めまして...ですかね?
初対面であろう人物にぺこりと挨拶をすると、名前を聞いてから何かに思い当たったのか「あ!」と声を上げる。
スタッフ
もしかして特別講師の...!?
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
特別講師...?
ちょっと待てそれは聞いてないぞ?
特別講師って何?
遠藤  翼空
遠藤 翼空
え、姫特別講師だったの?
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
いや全然初耳だが?
まさか
スタッフ
あら...?プロデューサーの皆さんが有栖さんは「特別講師」だって仰っていたので...
ですよね
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
勝手にそう言ったんだろうなぁ...
まぁそうでもしなきゃ入ってくる理由付けが出来ないのかな。
いやそもそも私はプロでも講師でもないんだが?
佐藤  峻乃介
佐藤 峻乃介
親がプロデューサーさんと仲良いとこうなるんだなぁ...
何故だろう不思議な話
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
ま、いいけどさ。
有栖  〇〇(あなた)
有栖 〇〇(あなた)
その代わりしっかり鍛えてあげるね^^
夫松  健介
夫松 健介
うぉ...怖...


しっかりと歌のレッスンもしてあげました。

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