とっ、頭取!?なんで頭取がここに!?戦争!!(ししとうれん…トンネルであった人たちか…!)
ゾワッ!!!!!!!!
瞬間、一からとてつもない不気味なオーラが感じられた。
遥は気づいて驚いていたようだが私は…
(久しぶりにオーラ放ってたなぁ〜、一。)
などと呑気に考えつつも一と柊さんについていった。
私達が校庭に出てきた後、一の顔にはいつもの太陽みたいな明るい笑顔はなく、またもや不穏なオーラが感じられた。
お前らはここにいろ
ふざけんな!ケンカなら俺にもやらせろ!
""""二度は言わねぇぞ""""
周りのみんなは思わずビリっとした空気に包まれた。
私はそんなのも気にせず獅子頭連の頭取である兎耳山という人に目を向けた。
瞬間、私には、みんなが殺気を感じるほどの怒りが滲み出た。
…………(怒)
…!!
なぜ私がこんなにも怒っているのかなんて、分かりきったことだ。
てめぇ、その手に持ってんのはなんだ!!あ"ぁ"!!!???
返せ!!!その人は風鈴のもんなんだよ!!!
うん!知ってる!(ニヤッ)
おいあなたの下の名前、、落ち着け…
大丈夫だから俺に任せろ。な?…柊んとこ行ってろ。
………チッ
私はわずかながらの怒りを抑え、少し頷いた後、柊さんのもとへ戻った。
大丈夫か…?
柊さんは私を心配したように優しく声をかけてくれた。
俺も仲間のやつらをあんな風にされるのは気に食わねぇ…
だが、一旦落ち着け…
…分かりました……
私は渋々頷き、落ち着いた後一の方に目をやった。
おこった?おこった?!
…嬉しそうだな
ニコッ
よーし梅ちゃん!タイマン!タイマン!
先にそっちがちょっかい出してきたんだから!
ハッ!(そういえばそうだ、笹城さんを助けるためとはいえ手を出してしまったのは私自らだ。)
(あ〜!本当に過去の自分を恨む)
確かに手を出したのはうちからだ、だがなぁ…
お前だって十分に暴れてくれた…
(たしかに…)
気は済んだだろ
(たしかに…)
お前いちいち反応すんなよ…えっ、まさか…声に…出て…た?顔に出過ぎなんだよ!あっ、それはごめん。(………そんなに顔にででたかな…?)その瞬間一たちの方から
スパアァァァァン!!!
という音がした。
そちらの方を急いで向くとどうやら兎耳山というクソ野郎が←(兎耳山推しの人ごめん!)一のことを蹴ったらしい。
…!?
みんなは驚いていたがこんなもので一がやられるわけがないことを知っているため、反応せずにジッと見つめていた。
(本当は手ぇ出されて限界で今すぐアイツを殴り殺したいが、さっき一と柊さんにも言われたんだ!我慢しよう…)
無表情だが我慢の限界だった。
…ったく…
相変わらずせっかちだな
兎耳山の足を掴みながらそう言う。
ニヤッ
さぁ梅ちゃんちょっかい出したよ
今度は梅ちゃんの番!
ほらほら!やり返してよ!
(…アイツ…自分から手ぇ出してこっちがやり返すのを待ってる…)
無駄に頭いいな((←
え?
あ、、いや、なんでも、、ない
そうですか…?
…
なんでそんなにケンカがしたい…?
え、んー、、ケンカしたいってゆーより………
""梅ちゃんが欲しい""
オレ、てっぺんになってからつまんなくて…でも、同じてっぺんなのに梅ちゃんはいつも楽しそうで……
だから風鈴を梅ちゃんごとオレのものにする…!
あ"?
そーだ!さっきから君、すごい喧嘩腰だよね〜
ッたりめぇだろ!風鈴のやつらに手ぇ出されて怒らねぇわけねぇだろ!!
いいねぇ!オレ、君みたいな強気な子も好きだよ!!オレとタイマンしようよ〜!!
あ"ぁ"、上等だ!かかってこい、クソ野郎!!!
…!?
おい!あなたの下の名前…!
すまねぇ、あなたの下の名前が
兎耳山、しんどかったな…
一は敵である兎耳山に対して悲しい顔をしながら優しく語りかける。
…は?
それに対して兎耳山は当然の反応をとる。
その時、聞き覚えのある声がしたのでそちらを向く。
おいおい、なにとんちんかんなことウチの大将に言ってんだよ…
え…
なんでみんな来てんの…?
あのねぇ、大将が一人でカチコミってぇ…
締まらないでしょうよぉ…!
まったくぅー…
事情を話した途端すっとんでっちゃうんだもん…
話は最後まで聞けっていつも…
ん?あれぇ…?
やぁ…!オセロくん、海ちゃん、さっきぶりぃ!
!(オセロくん?海ちゃん?)
よぉもじゃもじゃ
よぉゴミ野郎
いやぁ、ひどくない?
おい、向こうにいろって((
うるせー
タイマンなら邪魔しねーけどよ…
囲むのは気に食わねぇんだよ!、、
一、お願い…
私たちに呆れたのか、はたまたさすがだなとでも思っているのだろうか、
一はふーっとため息を一息吐いて少し口角を上げた。
〜おまけ〜
ある日の会話
あ、あの!!あなたの下の名前さんってなんで、悪い人(?)がいる時はあの、、なんて言うか、怒りが爆発するんですか?
…たしかに、気になるな〜ニコッ
桜くんも、気になるよね!
…まぁ
え、、そんな、急に言われましても……(私ってそんなみんなといる時と態度違うの?、)←自覚なし
他の不良の方がいる時、何か怒りが爆発するような事があるんですか?
え、あ〜…
あるんだ!
教えろ…
桜くんも知りたがってるじゃないかニコッ
るせぇ!さっさと教えろ!
うん、えっと、、たぶん…
仲間が傷つけられたのを見た時、、とっさに怒りが溢れ出てくるんだと、、思う。
それに、いくら悪い事をしてようが周りに被害がないならそれでいい…
まぁ、悪い事をしてる時点で周りには被害があるから、許さないけどね…
な、なるほど…
つまり自分の仲間が傷つけられたらあのような怒りが溢れ出てしまうと…
うん…そうだね
はは笑、じゃぁあなたの下の名前はすごい仲間思いだって事だね!ニコッ
え、、、、
ね!桜くんニコッ
んで、俺に振るんだよ!でも…まぁ、そうなんじゃねぇの…?//
あなたの下の名前さん!すごいです!
べ、別にすごくなんかない…
はは笑、ツンデレだねぇニコッ
…うるさい
でも…
嬉しい、、ありがとう…
ニコッ( ´▽`)えへへ、
!
!
…!
あなたの下の名前さんが笑った!2回目ですけど!!
(う"ッ、可愛いすぎますよ!///)
(はは笑、、不意打ちはやめてほしいなぁ…///)
(んだよ…時々あんな顔見せやがって/////)
あなたの下の名前ちゃんの笑顔に照れてる3人なのでした。


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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!