第49話

文化祭
545
2023/12/31 12:23 更新
それから1ヶ月後…骨折が治りました。
脅威の回復力…
そしてそれからまた数日後…
ここ、三界高校は、学園祭が開催されていた。
一年四組の出し物は、カフェだ。
女子はメイド服を身に纏い、カフェに来店する
お客さんを饗していた。
あなた
りんねー!
ちょっと手伝ってくれないかな
あなたは、とても一人で持つには多い量のゴミを
足元に置き、りんねに声をかけた。
六道りんね
あぁ
真宮桜
私も手伝うよ
あなた
結構重いけど大丈夫?
真宮桜
うん!
十文字翼
僕も手伝うよ、月巫女さん
あなた
え?でも…
ミホ
十文字くん!
外で客寄せ係でしょ!?
リカ
戻っちゃ駄目じゃん!
ミホとリカがそう言うと、
十文字はフッ、と笑い
十文字翼
…客寄せをしてくる…
ゴミを持って行くあなた、りんね、桜を追いかけた
校舎から出て、ゴミ捨て場に向かう途中
何かの気配を感じ取った。
六道りんね
……!!
あなた
真宮桜
?二人共どうしたの?
六道りんね
…いや…何か嫌な気配が…
真宮桜
ゴミ捨てちゃうね
そう言って、三人がゴミ捨て場にゴミを置いた。


その時
真宮桜
きゃっ!?
あなた
大丈夫?桜ちゃん
真宮桜
うん…ありがとうあなた
ゴミ捨て場に捨てられていたダンボールの中から
黄色いカツラのような物が飛び出し、
体育館に窓から入っていった。


それに驚き、倒れそうになった桜をあなたが支えた。


すると、体育館から悲鳴が上がった。
十文字翼
!?なんだ!?
そうして四人は、体育館へ向かって行った。
体育館のドアを開けると、恐らく劇の練習をしていた
演劇部の部員の周りを、
先程のカツラが飛び回っていた。
そして、四人は取り敢えず、演劇部の方々から
話を聞く事にした。
真宮桜
カツラの嫌がらせ?
演劇部部長
実は、最近演劇部の倉庫を整理してから
おかしな事が起こるようになったんだ
演劇部部長
その時、要らない小道具を沢山捨てたんだけど…
演劇部部長
それからと言うもの、
捨てた筈のカツラが戻って来て…!
演劇部部長
わッ!!
そのカツラはが、部長さんの頭に乗っかった。
演劇部部員
こんな風に、誰かの頭に乗っかって来たりするんです!
演劇部部長
もうすぐ本番だってのに…!
このままじゃまともに上演出来やしない…!
六道りんね
なる程。分かりました
十文字翼
悪霊か?
六道りんね
いや、見た所、これはカツラの九十九神
ならば、直接話しを聞くのが手っ取り早い
六道りんね
九十九神シール!
りんねは九十九神シールを取り出し、
カツラに投げつけた。
カツラ
役を降ろされた!!
チクショーー!!!
六道りんね
…ほー…
真宮桜
つまり、その役を演じきれば、
カツラは納得するって事?
あなた
うん。
でも…
六道りんね
それがどういう劇か
なんの役だったか、思い出せないらしい
十文字翼
ふん、どうせ大した役では無いだろう
簡単に降ろされるようではな
カツラ
ッ!!こンの野郎オオォ!!
怒ったカツラが、十文字に突進してきた
十文字翼
聖灰!!
十文字の投げた聖灰は見事カツラに命中し、
カツラは咽ている。
真宮桜
金髪のカツラだし、きっと外国のお話だよ。金髪の女の子が出てくるんだから!
演劇部部長
創設以来の演目のリストを調べてみたが
全て洋物だ。特定は難しい
あなた
何か覚えてないかな?
どんな些細な事でも良いから
カツラ
…思い出せない
カツラ
…ハッ!!そう言えば一つだけ…!
十文字翼
何ッ!
カツラ
小道具に…ガラスの靴が…!
演劇部部長
創設当時、近所の幼稚園に頼まれて
シンデレラをやった事がある…!
六道りんね
大ヒントじゃないか
十文字翼
早く言え貴様。
十文字がカツラの顔(?)を殴った
真宮桜
シンデレラを演じきれば、
カツラも鎮まるって事ですね!
演劇部部長
よし!早速…!
カツラ
ワクワク…!ワクワク…!
演劇部女性部員
えー!!
嫌です!!
演劇部女性部員
そんな気持ち悪いカツラ被るのは絶対イヤ!!
するとカツラは、ガーン!とショックを受けていた。
演劇部部長
では仕方ない…部長の僕が…
カツラ
断るゥ!!!
カツラは、恐らく演劇部の小道具の壺を
部長さんの頭に叩き付けた。
どうやら女子でないと嫌らしい
カツラ
じょーし!じょーし!
絶対じょーし!じょーし!じょーし…
こちらを見た瞬間、カツラはあなたの前で
顔を赤らめ、手をもじもじ…ならぬ、
髪の毛をもじもじし始めた。
あなた
十文字翼
月巫女さんは駄目だぞ!!
カツラ
成仏出来ねぇ成仏できねー!!
十文字翼
喧しい!!
強制終了させてやろうか!
あなた
私は別に良いけど…
十文字翼
月巫女さん…!
演劇部部長
やってくれるか!!
カツラ
ヒャッフー!
真宮桜
良いの?
あなた
まぁ一応それが本業だし…
六道りんね
止む負えんな…
カツラは嬉しそうに、あなたに近づいた
あなた
下手だけど、ごめんね
カツラ
チッ…大根でも我慢するわ…
大根……()
大根役者って事か…
すると、りんねはあなたの肩に手を置き、
後ろに下がらせた。
そして、とても恐ろしい顔でカツラを掴んだ。
六道りんね
調子に乗ってると
地獄に送りますよ
カツラ
調子乗ってました
と言う事で、シンデレラを演じる事になった。
作者
作者
堕魔死神カンパニー編まで頑張る
作者
作者
バイハム〜

プリ小説オーディオドラマ