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27歳大手IT企業のシステム開発部に務める会社員の西畑大吾。 誰にでも冷たく接し、人との関わりを避けているのだが、顔は会社内の誰にも負けないイケメン。それに加えて、誰にも負けない成績を残していた。 そんな彼がモテないはずがなく、同じ部署の社員だけではなく違う部署の社員すら毎日西畑の近くに居た。 そんなことがここ5年も続いていた。でも、大吾は告白や飲み会や合コンの誘いをバッサリと断っていた。 春になり、新入社員が入る季節になった。システム開発部にも2人、新しく社員が入ってきた。 絶対に教育係になることはないと思って大吾は自分のデスクに向かい、少し整理をした。2人が自己紹介をすると、課長が気を抜いている大吾の名前を呼んだ。 絶対にないと思っていたのに大吾は2人の内1人の新入社員の教育係を頼まれた。名前は、大西流星。名前も見た目もキラキラしていた。色んな事に巻き込まれる流星を放って置けず、大吾は変わっていった。ただの後輩のはすが大吾は次第に流星に惹かれていって__

高校時代、親友として仲が良かった流星と大吾。 高校2年の終わりに転校してしまった大吾とは、いつの間にか疎遠になってしまった。 そこから約７年後、メイクアップアーティストとして、俳優など、芸能人のメイクを担当するようになった流星。 流星は好きな大吾のことも忘れられず、大吾を隠れて探していた。 そんなとき、タレント事務所から依頼のメールが届いた。 『新世代実力派俳優、西畑大吾。』 その名前は、大吾そのものだった。 流星は、強く期待を抱いて現場に行くも、大吾は流星のことをなに一つ、覚えていなかった。 そして、流星には誰にも言えない、重すぎる秘密ができてしまい… 光も音もない僕は。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ SixTONES　Again 　参考（少しだけ）