第120話

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2022/05/07 11:28 更新
モブ
〔起きたんだな?〕
華宮 あなた
‘…先程起きました。,
モブ
〔寝過ぎだろう!?
本当に弱いな!!〕
華宮 あなた
‘…。,
モブ
〔そんなことより!!〕
モブ
〔お前、余計な事したな!?〕
モブ
〔洟美に要らないこと
吹き込みやがって…!!〕
華宮 あなた
‘…。,
モブ
〔お前のせいで
彼奴等が離婚したんだ!!〕

次から次へと戯言の様な話を言う上層部。



周りにいる奴らも、全員ゴニョゴニョと愚痴を言っている。




態と、私に聞こえる様に。


その中に



"あの六人も見る目がない"




"洟美は調子乗っている"



と、関係無い人の愚痴まで言ってきて。


その場にいる全員、殺気立っていたが


私は制した

モブ
〔無能!!聞いてるのか!!〕
華宮 あなた
‘はい、勿論です。,
フロイド・リーチ
…チッ
モブ
〔…さっさと死ねよ?w〕
モブ
〔お前のせいで皆
傷ついてるんだからな〕
華宮 あなた
‘…申し訳御座いません。,
ユウ
!?ty


ユウの口を塞ぐ


少し睨みをきかせたら、ユウは悔しそうに



"ごめん"と呟いた




モブ
〔勉学運動術式〕
モブ
〔全部完璧で調子乗ってるゴミが〕
モブ
〔上層部の内に入る奴等の
従者になれたことに感謝しろ!〕
モブ
〔周りの人間を殺されたから
戸惑い無く入れただろ!?笑〕
華宮 あなた

心底呆れそうだ。


こんな事して、何故許される?



何故警察は動かない?


上層部が殺ったという証拠がないから?















__________________あぁ…そう………










華宮 あなた
‘…うるさいです。,
モブ
〔…は?〕
華宮 あなた
‘…私が仕えているのは上層部じゃない…。,
華宮 あなた
‘掛け替えのない六人だけだ。,
華宮 あなた
‘別に私を殺そうと構わない。,
華宮 あなた
‘六人とその六人が大切に思っている人を守れるのなら。,
モブ
〔ッ~~…〕
モブ
〔毒を盛られたぐらいで
悶えてたお前が何を言う!?!?〕
モブ
〔ナイフを向けられたぐらいで
手も震えていた臆病が!!!!!〕
モブ
〔切られたぐらいで
気を失ったゴミが!!!!!!!〕
華宮 あなた
‘毒を盛られたら苦しいに決まってる。,
華宮 あなた
‘刃物を向けられれば恐ろしいに決まってる。,
華宮 あなた
‘斬られれば痛いに決まってる。,
モブ
〔じゃあ何故那奈斗達は
怖がらなかったッ!!!〕
華宮 あなた
‘どんな気持ちで笑ってるかも
知らない奴に教えるとでも?,
モブ
〔なッ…〕
モブ
〔俺は六人の実の親だ!!!!!!!!〕
華宮 あなた
‘何でその実の親が分からないの?,
モブ
〔言わないからだろう!?〕
華宮 あなた
‘実の親じゃない唯の従者が,
華宮 あなた
‘護衛が,
華宮 あなた
‘言われなくても分かりましたけど。,
モブ
〔媚でも売ってるだk〕
華宮 あなた
‘どうやったらその思考回路に至るんです?,






…上層部は醜いよ。



前から分かってた事だった。







…でも









こんなに醜いんだ。



私はそう思い知る。



…勝手に愚痴ればいい。



そんな気にしていられるほど暇じゃない。





それに








慣れている。



華宮 あなた
‘…仮の親が仮の息子の愚痴を言い,
華宮 あなた
‘勉学を教えなければ,
華宮 あなた
‘運動すらも手伝わず,
華宮 あなた
‘相手にせずに,
華宮 あなた
‘女と遊んで…。,
華宮 あなた
‘そのくせ洟美さんの前では善者のフリをする,
華宮 あなた
‘…貴方様が愛していたのは,
華宮 あなた
‘「洟美」ではなく,
華宮 あなた
‘洟美の「権力」だったのでは?,





視界に入る、那奈斗達六人を抜くその場の全員



顔が引きつっていた
華宮 あなた
…。



…まだ声出ないんだ。




起きて大分時間経ったのに。




華宮 あなた
‘…先ほど実の親と言われてましたが,
華宮 あなた
‘それも間違いです。,
華宮 あなた
‘義理でしょう?,




…今更嘘をついたって無駄だ。





そもそもの話だけれど







六人全員、名字が違うのだから。



カリム・アルアジーム
えッ…
ジェイド・リーチ
…おやおや
華宮 あなた
‘…何時迄も有無言わず全てやると思ったら大間違いです,
リリア・ヴァンルージュ
おぉ
華宮 あなた
‘六人の見る目がない…,
華宮 あなた
‘確かにそうですね。,
華宮 あなた
‘私は人間でいう底辺です。,
華宮 あなた
‘もう殺されているのが普通な人間です。,
華宮 あなた
‘この世に居ないのが普通の,
華宮 あなた
‘居たとしても、実験台として使われるのが普通の,
華宮 あなた
‘魅力なんかない,
華宮 あなた
‘気持ちの悪い生命体です。,
華宮 あなた
‘…だからと言って,
華宮 あなた
‘断言します。,
華宮 あなた
‘六人の見る目がない、と言うのは違います。,





…この六人の周りに居る人、皆




温かくて

眩し過ぎるぐらいの人達ばかりだった。



…類は友を呼ぶ




言う通りだと心の底から思った時は


もう、何十年も前の、昔の話。



華宮 あなた
‘六人の周りにいる人達の共通点は,
華宮 あなた
‘皆温かかった。,
華宮 あなた
‘人間で言う優しさを持っていました。,





…そう。





人の優しさに触れたのは、確か








"あの時"、"あの場所"から解放されて


半年以上経った






数十年ぶりだ。




目尻が熱くなって



目の前がボヤけて


心が締め付けられて



息が詰まりそうで






でも





心が、温められるような





変な感覚に陥ってた。


…今なら、全部…分かる。







リドル・ローズハート
…六人の周りにいる共通点…。
カリム・アルアジーム
…なら、一番近くにいた
あなたが一番当て嵌まるな!
華宮 あなた
……、



…こんな風に…。




華宮 あなた
‘…結論を言うと…,
華宮 あなた
‘先程言った言葉、全部取り消してください。,







































































_______________________首が飛ぶぞ。








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