昔の苦しみが、右手に積もる感覚がした。
昔の辛さが、左手に積もる感覚がした。
そして
両手に、グリムが今必要としている光が集まっていて…。
あぁ、そっか。
これを当てれば、全てが終わるんだね。
ふらふらとしている、焼けた筈の足で立って
右手を左から右に、大きく振って言った。
______________閉じる幕
両手に集まっていたものが、一気に外に出る感覚がする。
視界がぐらりと傾いて、空で埋まった。
レオナがそれに気付いて、誰よりも早く此方へ来ると
私を直ぐに抱き抱えて言う。
ボンヤリと聞こえて、ボンヤリと見えて
ボンヤリと感覚が残ってて
けれど、もう分かってる。
この物語は
終わらないということを________。
喜怒哀楽
今迄の時間に合った感情を、皆が居たからこそ感じれた感情を、途切れ途切れに伝えた。
段々と迫り来るタイムリミットを無視して。
けれど、やっぱり限界は近いみたいで
視界が暗くなりかけていて
感覚も鈍く
聴覚も消えかかっていた。
レオナに伝えた、最後の呪文
これで、もう
この世界は終わるんだ。
それが、私の最期の言葉となった。
*
2人は唯只管に見つめ合う
アイコンタクトで会話をしているのだ。
皆にバレてはいけない、秘密だから
各々、遠くも近くもない場所からあなた達を見つめていた。
疲労がどっと来た怪我だらけの体は、とても動かせる様な状況ではなかった。
監督生に何かの言葉を教えたレオナ
普通そうに見えるレオナの視界も、段々と揺らいできていた。
監督生に分かるのはただ一つ
誰かのユニーク魔法という事だけ
まだ少し動ける監督生に、それを全員に伝える事を頼んだのだ。
*
その場にいる全員が、マジカルペンを手にしていた。
そして、偶然にも何故か
全員揃って、それを唱える。
_______________煌めく花
その場の全員が唱えると、各々が持っているマジカルペンが
ポウッ…と、優しい光を放った。
光の色が変わって、変わって
最後は各寮の光になる。
リリアが目を見開いて言う。
"世界が変わる"
そうやって
途切れ途切れに話すジャミル
そこから、各々反応を見せた。
あなたの思いじゃ____________。
眉を八の字にするも微笑むリリアは
あなたを愛おしそうに見つめていた。
各々、別れる覚悟はできた。
後は祈るだけ
全員で円を作って、手を繋ぐ。
もう時間は無い。
あるとしたら、あと10秒だけ
9
8
7
6
5
4
3
2
1
____________________またね
0
傷だらけの彼等の最期は、綺麗な笑顔で終えた。
"またね"
その言葉に
色々な思いを詰め込めた儘_________________。
❇︎......❄︎......♦︎......❄︎......❇︎
reorganization end
《希う未来像、同じ思考》
(このエンド繋がりで続編を作れなくは無いです。)
(アンケート取りますね。)
(すいませんほんと。)
アンケート
続編作品
作る
87%
作らない
2%
任せる👍
11%
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(急な)新作アンケ ツイステ
NRC、裏切り者が居るみたいで(ケイトmain)
13%
上と同じく(エースmain)
7%
義姉弟(ジャミルmain)
33%
モブ出身で居させて下さい。(main無)
46%
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新作 stnm by
モブ出身で居させて下さい。
35%
シークレットミュージシャン、私です。
21%
母さん、再婚なんて聞いてませんが。
44%
投票数: 66票
御協力頂ければ嬉しいです…()












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。