第7話

(🌵)謝罪
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2020/06/04 10:19
「帰らないで」

そう、ねぎりょーに言われた時は心臓が飛び出すほど驚いた。少し泣きそうな顔でこちらを見つめる。
てっきり、俺がいると苦しいと思っていた。
理由を聞くと、「一人でいるのがしんどいだけ」と微笑んだ。

ちょっと安心した。

俺は謝罪した。酒に付き合わせてしまって悪かったと。
すると彼は「突き飛ばしてごめん」と謝った。
俺は普通にリアクションしてしまった。
すかさず誤魔化す。「なんの話?」と。
ねぎりょーがニヤッとした。何が悪い事を考えている時の顔だ。
「記憶にないんだもんな」と、挑発する。知らない。俺は知らない。すると、
「あのセリフ嫌じゃなかった」と言われた。

·····!?

今なんと言われた?!
まさか、、、

ねぎりょーに責められた。
そんなんだから女性にバレるんだって。
俺は謝った。物凄く、安心した。
今は酒がなくても言える気がする。
自信が出てきたから、しっかり彼の目を見て。
告白した後、俺らは抱きしめあった。
――――――――――

この感情を、ずっと誤魔化すなんてことは出来なかった。
責任として、絶対に俺はねぎりょーを幸せにする。
周りなんて気にしている場合ではない。俺は誰よりもねぎりょーを好きである自信があるし、俺の事をもっと好きになってもらう。

いままでも、そしてこれからも。

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