第3話

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2025/03/01 11:36 更新
昔は、こうじゃなかった。

もっと、友達もいて、光が見えて。

『普通』だった。

でも、声が怖くなって、音が怖くなって。

光が怖くなって、人が怖くなった。
風香
……気持ち悪い

そう零したところで、誰にも届かなかった。

例え…
クラスメイト
大山さん…?大丈夫…?

そんなふうに声がかかっても
クラスメイト
はぁ、なにこいつ、病みアピ?ウザ…
風香
普通の声は、聞こえない。

黒い声は、聞こえる。

そんな真っ暗闇で私は今日も生きている。
風香
…シニタイ

何回も呟いた。

でも私は生に縋りつくしかない。

死ねないから。
おかえり~


家に着けば、そんな声が聞こえてくる。

でもきっと
…もう帰ってこなくていいのに、面倒くさい
風香
ただいま!

私は、そんなふうに笑うしかできない。

もう私を助けてくれる人は、わたしを見てくれる人は、誰もいない。





































































































































風香
最初からそんな人、いなかったのかもな

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