第9話

8話
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2024/04/15 10:54 更新
朝…ジェルは目覚ましの音で目が覚めた。
今日は友達とのお別れの日だ…。こんな自分とも仲良くしてくれた唯一の友達だ。
ジェル
ジェル
心)…もう…会えへんのかー…
そんな事を思いながら学校の準備をし、いつも通りキッチンに向かった。
ジェル
ジェル
心)……なんやろ…なんか無性に寂しいな…
料理をしながらそう思った。相変わらず表情は変わらない。料理をし終えるとジェルは部屋に戻った。
ジェル
ジェル
心)…俺…おかしくなったんか…?
 寂しいなんて…今まで思ったことなかった
ジェル
ジェル
心)……まぁ…いっか…どうでもええ
 …そろそろ時間や…はよ…学校行こ
時刻は7時半。階段を降り玄関へ向かった。
ジェル
ジェル
……
さとみ
さとみ
…ジェルもう学校行くのか?
ジェル
ジェル
いつもこの時間に行ってますよ(*^^*)
さとみ
さとみ
そうか…今日、一緒に行かね?
ジェル
ジェル
一緒に…ですか?(*^^*)
さとみ
さとみ
おう!…嫌か?
ジェル
ジェル
いえ…大丈夫です(*^^*)
さとみ
さとみ
じゃあ、リビング行こーぜ
ジェル
ジェル
…分かりました(*^^*)
ジェルはさとみに着いて、リビングに向かった。さっきまであんなに騒がしかったリビングはジェルが来た途端静かになった。
ジェル
ジェル
皆さん…おはようございます(*^^*)
俺は隅の方に居るので
話されてて大丈夫ですよ(*^^*)
ななもり
ななもり
こっち来ていいんだよ?
ジェル
ジェル
…邪魔したくないんです(*^^*)
ジェルはそう言うとキッチンに向かい皿洗いを始めた。
さとみ
さとみ
俺も手伝うわ
ジェル
ジェル
大丈夫ですよ?(*^^*)
いつも俺一人でやってますし…(*^^*)
さとみ
さとみ
いいから、やらせてくれ
ジェル
ジェル
…わかりました(*^^*)
ころん
ころん
心)…絶対…ジェル兄何か隠してる…
 なな兄とさと兄は知ってるのかな?
ころん
ころん
心)知ってたとしたらなんで
 僕達に教えてくれないんだろ…
時刻は8時。皿洗いが終わり、さとみとジェルは雑談をして暇を潰していた。当たり障りの無い話だ。ジェルはふと時計を見た。
ジェル
ジェル
……そろそろ行きますか?(*^^*)
さとみ
さとみ
そうだな~、行くか
ななもり
ななもり
二人とも行ってらっしゃい
さとみ
さとみ
行ってきまーす
ジェル
ジェル
…行ってきます(*^^*)
ドアを開け、何処か楽しそうに学校へ向かった。
莉犬
莉犬
るぅと
るぅと
るぅとらは2人を眺めながら気まずそうにしていた。なんて声を掛けていいのか、どうやって接したらいいのかも分からない。
〜学校〜
ジェル
ジェル
心)……靴箱に何か入っとる…?
ジェルは靴箱に入っていた紙を広げた。
「ジェルへ
嘘付いてすまん
実は俺…病気で入院するんだ
いつまでかって?さぁ、治るまでかな
俺が手紙でジェルに伝えたい事が2つあるんだ
1つ目…俺はジェルに多分もう会えない
俺は今市外の病院に居るんだ
到底会える距離じゃない
それに学校も転校するらしいんだ
お別れが出来なくてごめんな…
2つ目…もう笑わなくていい
知ってるんだぞ?
奇病にかかってるんだろ?先生から聞いたんだ
…だからもう笑わなくていい
俺から言いたい事は以上だ
じゃ、また会えたらいつものように話し掛けてくれよ
                 ジェルの親友より」
ジェル
ジェル
……え?
ジェルは生まれて久しぶりに泣きそうになった。知っての通り目からは何も出なかった。ジェルはただニコニコとしているだけだった。いや、何処か悲しい顔をしていたのかもしれない。
ジェル
ジェル
心)泣きたいのに…泣かれへん…
 …お母さんの時みたいやな…
ジェルは手紙をカバンの中に入れ教室に向かった。
さとみ
さとみ
じゃあな!授業頑張れよ~
ジェル
ジェル
はい…さとみさんも頑張ってください(*^^*)
さとみはジェルの表情に違和感を覚えた。少し悲しそうだなとそう思った。表情はニコニコとしているが何か引っかかった。
さとみ
さとみ
心)…何かあったのか?
さとみはそう思いながら自分の教室に向かった。
ガラガラと教室のドアを開ける。騒がしいクラスメイトを横目に自身の席へ腰を落とす。
ジェル
ジェル
心)…いじめっ子おらへんし…まだ平和か…
クラスメイト
ジェル君おはよ~
まさかクラスメイトが声を掛けるとは思わず、少し反応が遅れたが挨拶をした。
ジェル
ジェル
…おはようございます(*^^*)
クラスメイト
…元気?大丈夫?
ジェル
ジェル
元気ですけど…どうしてですか?(*^^*)
クラスメイト
あの…あれ……
クラスメイトは気まずそうにそう言った。その視線の先には友達の席だった場所が映っていた。
ジェル
ジェル
……大丈夫ですよ(*^^*)
気にしないでください(*^^*)
クラスメイト
そう?…ならよかったぁ〜
クラスメイトはほっと胸を撫で下ろした。その後、すぐにチャイムが鳴り皆が席に着いた。
(放課後)
ジェル
ジェル
心)……帰るか…いつもなら友達と
 一緒に屋上で遊んどったな~…
ジェルはそんな事を思いながら帰る用意をし、教室を出て玄関で靴を履き替え家に向かって歩いた。その途中で莉犬とるぅとを見かけた。信号待ちをしていた。
ジェル
ジェル
心)…莉犬らや…いつもこの時間
 おらへんはずやねんけど…
莉犬
莉犬
〜〜w
るぅと
るぅと
〜〜?w
2人で何か楽しそうに話している様だ。暫くして信号が変わり莉犬達は横断歩道を渡った。するとトラックが莉犬達目掛けて猛ダッシュで突っ込んで来た。
莉犬
莉犬
…え?
るぅと
るぅと
う…そ
ジェル
ジェル
…ッ!!
ジェルは全力で走り莉犬達の背中を思いっきり押した。
りな(主)
りな(主)
ここで切ります~
琉亜
琉亜
…最近サボってた理由は?
りな(主)
りな(主)
いやぁ~…実は部活の大会がありまして~
脱水症状になってまして…死にかけました☆
琉亜
琉亜
え…大丈夫なん?
りな(主)
りな(主)
それでさ~…今風邪引いててやばい(´;ω;`)
琉亜
琉亜
マジか…主も風邪引くんか…
りな(主)
りな(主)
当たり前だろ!?
自分も人間だからな
琉亜
琉亜
そうなんか…
りな(主)
りな(主)
…ま,まぁ…そういう事でした
すみません💦
琉亜
琉亜
では,締めます
りな(主)
りな(主)
おつりな~
琉亜
琉亜
おつるあ

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