第8話

𝟶𝟶𝟼
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2026/03/26 10:40 更新







え君可愛いねー、何歳?格好的にもしかして学生?

家出でもしたん?悪いけどここ18歳未満は入れないんよー


あなた
...





あぁ、どうしてこうなった_____











遡ること約2時間前。



事件は起きた。






あなた
...ん、忘れ物?
kyng
「 そー。リビングとかその辺にない?俺の財布 」
あなた
えぇー...あ、あった。ソファに置きっぱ
kyng
「 やっぱ?悪いけどちょっと急ぎで店まで持って来てくんね 」
あなた
えやだよ。そもそも私未成年だから店入れないでしょ
kyng
「 店の前くらいは来れるだろ。んじゃよろしく 」
あなた
は?





プツンと一方的に通話を切った独裁者の兄によって



私は強制的におにいの職場、つまりホストクラブに


行くことが決定した。





まさか忘れ物ごときで可愛い妹を


危険な歌舞伎町に駆り出させるとは。





あなた
(財布とかなくても別に生きていけるでしょあの野郎め)






そう心の中で悪態をつきつつ、



早足でおにいの職場に向かい......今に至る。









ごめんねー?ちゃんと大人になったらまた来てねー
あなた
...いや、あのちがくて。おに...小柳ロウに用事があるんですけど、
ロウさん?...え、なんであの人の名字知ってんの?
あなた
え、あ



やばミスったかも。





キャッチっぽいお兄さんの表情に


明らか疑いの色が浮かぶ。





そうだよね当たり前だよね客ですらない女が


ホストの本名知ってたらおかしいよね!!





あなた
(不味い不味い絶対変質者とか思われてるどーしよ)
何、君。もしかしてロウさんのストーカーとか____


hsrb
...あれ、あなたさん?




何とか否定しようとしたその時、


聞き覚えのありすぎる声が耳に飛び込んできた。







hsrb
こんばんは~、どうしてここに?あ、もしかしてあなたさんも出待ちですか?
えっ
あなた
違う違う違う





何余計にややこしくなること言ってんだコイツ!!











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