あれから約2週間、ゴールデンウィークの72時間リレー生放送などが終わり、本格的にダラダラしている。
あの世界線の夢はあれから一度も見ていない。
莉犬の約束の話や、夢のこと、全てが気になってしょうがない。
そもそもあれはいつの話なのか。
私たちはどこにいたのか、何歳なのか、わからない。
変に思われそうで、メンバーにも聞けない。
あの時見た星は、無数のペンライトのようだった。
ちょっとづつ現実に関連しててよくわからない。
でも、聞かないと始まらない。
あの時、動揺しているように見えたし、何か知っているかもしれない。
とりあえずさとみがすぐ既読ついたので、冗談半分で聞いてみた。
「通話いける?」
『ちょまち』
私の勘違いで、本当にさとみは何もしらなさそう。
きっとあれは夢。そう、何も関係ない。
これを最後に、私はあのことを考えなくなった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!