そして、次の日。
BUDDiiSは愁斗の病室で
10人、テレビに目を向けていた。
今日は、事件についての会見だった。
画面に映ったのは、
スタッフが愁斗を嘲笑うように話し、
車道へと押す。その姿だった。
愁斗への言葉は
ハッキリと防犯カメラに音声が入っており、
その中には『嘘の情報で、』など
あの情報がデマであることを示していた。
それから数分後、会見は終了した
会見後、X(旧Twitter)などでは、
@aaa 信じててよかった!BUDDiiS最高!
@bbb 愁斗くん信じてあげれなかった、、
こんなオタクでもまたバディになっていいかな、
@ccc 愁斗くん、これからも応援します!
@eee BUDDiiSが『10人で』幸せになりますように
など、もう愁斗が傷つくような言葉は無かった。
そう、あの事件の真実が分かったあの日
(警察の方に呼ばれた日)。
あるテレビ局さんが、
『私たちはBUDDiiSに力を込めたい』と。
未来が不安だった俺たちを救ってくれた。
そこでそのテレビ局で冠番組をすることになった。
それから2週間後。
愁斗は退院することが出来た。
愁斗side
病院から出て、俺は大きく息を吸った。
綺麗な空気で心を綺麗さっぱり包み込むようだった
この青空は一生忘れないだろうな。
BUDDiiSはやっぱり固い絆で結ばれていた。
1度道を踏み外しかけても、
それを引き戻す力、修復する力、努力するところ。
きっとどのグループより、その力は強い。
みんな、ありがとう。
本当にありがとう………、、
俺を守ってくれて、支えてくれて、。
俺は、この青空を切り取りたくて、覚えていたくて
スマホを取り出しカメラを開いた。
この澄んだ青。
俺はそれを切り取り、スマホを閉じ、
笑顔で俺を呼ぶ声の方へと走った。
BUDDiiSなら、きっと大丈夫。
絶対大丈夫。
この澄んだ青を胸に進んでいこう。
前へ、前へ。
B.U.D.D.i.i.S BOMOS BDS !!!!
今作も〜〜〜完結です!!!😁✨
この度も読んでいただきありがとうございました!
では、今回も
私のちょっぴり捻った部分を紹介しますっ!
まず1つ目。
題名が途中で変わったことに気づきましたかっ?
『君と居たあの日々を、俺たちは忘れない』
↓↓↓
『みんなと居た日々を、俺は忘れない』
メンバーたち目線から愁斗目線と変わりました!
変わった時、愁斗がメンバーを忘れた。時です。
けれど、忘れていない(覚えている)というのを
どこかで表現したく、題名を変えました!
そして、第1話から捻っていました!
みなさん………登場人物のアイコン、注目しましたかっ?
登場人物のアイコンは、
愁斗とのツーショットから取っていました!
(草川兄弟のみツーショが無かったため、
隣に写ってるものですが………)
愁斗は必要(隣にいなきゃいけない存在)というのを
表現したくて、そうしました!😁✨
長々と話してしまい、すみません💦
感想を書いていただけると主喜びます!😁✨
次の長編もお楽しみに!(メインは、、せ………く、?)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!