入学して一週間が過ぎても
私は学校生活を楽しめずにいた 。
だって、じゃぱぱくんがいないから ... 。
勉強も難しいし、疲れて1日が終わるだけ 。
部活かぁ ...
入るつもりはないから、私には関係のない話 。
その場でそれを丸めることができず、
自席に入部届を持って戻ると、
部活の話はやめてほしいな ... なんて。
そのまま入部届に目をやった。
突拍子もない返事に反応した男子 。
ちょっ ... !? 何を言い出すの!
こんなの、軽い男の子が言う口癖なんだろうけど、
今まで関わったことがないから、
どうリアクションしていいか分からない ... 。
恥ずかしすぎるよ ...
____ カシャッ
どこからかスマホのシャッター音が聞こえた 。
音のした方に顔を振れば、
黒瀬くんのスマホが私に向けられていた 。
満足げに画面を眺めている黒瀬くんに、
消してもらおうと手を伸ばすと、
私を押し退けるように女の子たちが
ワッと入り込む 。
わわわっ!!何なのこれ ... 。
文句と削除のお願いは後にしよう。
こんな中に参戦したくないよ ... 。
私はいつものように机に突っ伏した 。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。