『俺、ジェシーさんが好きです』
「へへ、俺もほくちゃん好きだよ?」
『…違くて、その…俺…!』
言おうとした瞬間口をジェシーさんの唇で塞がれる
それと同時に激しく且つ優しく律動を始める
『あっ、んん…ジェシ、さんっ…?』
「ごめっ、もう無理…っ…」
部屋に響く卑猥な水音
そして耳から脳に伝わる色っぽい吐息
全てが俺を狂わせる
好きを加速させる。
ぎゅっと抱き着き2人同時に達する
息を荒くしたジェシーさんが俺をじっと見つめ
頬を優しく撫でる
「ね、ほくちゃん…」
『ん?』
「俺、ほくちゃんの事ずっと前から知ってたよ」
『…え?知ってたって…』
「覚えてないよね、北斗は」
北斗…
やっと、呼んでくれた…
ねぇ、ジェシー
俺、忘れてなんかないよ。
だから、こうやって逢いに来てるんだよ?
「ずっとね、好きだった」
「北斗の事、忘れられなくて…でも、卒業してからどこに行ったのかも、どこで何してるのかも分からなかった」
「俺らは、お互い同性愛者だったから誰にもこの事話せなくてお互いに悩み相談とかし合ってたよね」
「お互い、好きな人がいてさ…励まし合ったよね笑」
『俺が好きだったのは、ずっとジェシーだよ』
「…俺も好きだったのは、北斗だよ」
『俺ら…両想いだったんだ』
「…だね、笑」
『俺、ずっとずっと探してたジェシーのこと』
『どんな仕事してるかなんて分かんなくて、手当たり次第に探したけどやっぱり見つかるわけなくて』
『正直、諦めてたんだよね。だから、誰でもいいから心を埋めてくれる人が欲しくてこのお店に行ってみたの』
『そしたらね、顔とか見えないけどジェシーと同じ名前の人がいてさ…』
「指名してみたら、俺だったってわけ?笑」
『うん、そう笑』
「俺ら、運命の赤い糸で結ばれてたのかもね」
『相変わらずロマンチストだね』
「そんな俺が好きなんでしょ?」
得意げに微笑んで
両手で顔を包まれる
『うん、好き。大好きだよ、ジェシー』
「俺もだよ。心から愛してる。」
『これからは、普通に会える?』
「当たり前じゃん!もうこの店辞めるよ」
「北斗専属のマッサージ師になってあげるね?」
『ねぇ、そこは彼氏で居てよ笑』
ジェシーは、とびっきり優しい笑顔で
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「ずっとずっと、北斗の彼氏で居るよ」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!