うーん、どこまで話していいんだろ?
怒られるの嫌だし濁しとくか。
確か呪術界のことは一般人に話さない方がよかったはず。
困ってる人っていうより死人だけど。
ずっと気になってたけど、佐野万次郎の肩に呪霊ついてるんだよね。
これさっき言ってた二級呪霊じゃん。
右手の親指と人差し指で銃をつくり、
佐野万次郎の方をめがけて撃ったフリをした。
「ア“ァ“ァ“ァ“ァ“」なんて言いながら消える呪霊。
やっと夢崎ひめのも目視したのか、目を見開いて私を見た。
と聞くと、佐野万次郎は頷いた。
家のことで忙しいし、深く関わりたくないからな。
けど不良は恨み買うこと多いらしいから呪霊もつくし。
ほんとに反省してるんだ、意外。
夢崎ひめのはすれ違いざまに告げて、帰った。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。