noside
「夏沢くん…口吸いって…」
???の爆弾発言により誤解されまくっているのは今から楽しく勉強しようかと凛太朗、宇佐美、依田と話し合っていた時謎のスーツを着た男と恋人疑惑がでていたのだ。その時都合が悪く桔梗学園の二人、和栗薫子と
保科昴がきて地獄絵図と化してしまったのである。
「朔…?この女だれなの説明してもらうまで帰らないからね?」
「ちょっとまって一旦口吸いに関しての誤解を解くからちょっと黙ってて。」
朔の言うことだからか、黙ってはいたがとんでもない殺気をはなっていた。特に桔梗組には…
「とりあえずこいつの言うことは信じないでいいから。」
「じゃ、じゃあ口吸いも…」
「してないから!!全く!」
「ん?したよ?朔が寝てる時に」
これを聞いた瞬間朔の顔がどんどん赤くなっていくのが分かる。おそらく、恥ずかしさと怒りだろう。
怒る理由もわかる。まして自分が10歳の時からファーストキスを奪われていたというのだ。
朔といえども男性のため、好きな人と初キスをしたかっただろう。しかも男に・・だ。
「もういい。帰る。」
それだけいいのこし、いつもより早歩きで歩いて行った。
「ふふっはずかしがっちゃて~♡かわいいなぁ朔は」
「あ、あの夏沢とはどういう関係で…?」
「おや気になるかい?一つ聞くけど、君たちまさかと思うが朔のこと狙ったりなんてしてないよね?」
スーツの男は朔のことになると異様に殺気が出てくる。おそらく恋愛的な感情として好きなのであろう。
だが朔のことを好きなのはこのスーツの男だけではない。凛太朗たちも朔と過ごしていくうちに
恋愛感情として好きになったのである。否、好きになってしまったというほうがあっているのか。
だからこそ、このスーツの男とは全員相性が悪いのである。
どんな恋愛でもどんなに仲がよくとも皆、好きな人がかぶってしまうと妬みざる負えない。
のため、バチバチと静かに争っている。
「いえ…申し訳ないのですがみんな朔君のこと、狙ってますよ?」
「…そうかい…こんなところで話しても無駄だからなにか飲みながらでも話さないかい?
…誰が一番朔に釣り合うのかを…」
ということで桔梗組も一緒にファミレスで話すことになったのであった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。