『…』
「それで…君はどこから来たのかな?」
優しく響く声とは反対に目は何かを探っているようだ
『まずは自己紹介を』
「…そうだね」
「僕はダンタリオン・ダリ」
「バビルス悪魔学校の教師統括だよ」
『…』
『……』
『学習中…』
『ピロリンッ』
『学習しました』
『ダンタリオン・ダリ様ですね』
『それでは…』
『私の名前はNo.06、ミモザ課に所属しております』
『こちらは記録型アンドロイドのNo.07です』
よろしくお願いしますとすこし頭を下げる
相手は何か話している
「…ミモザ課ってなに?」
『…』
『ここの責任者を呼んでいただけませんか?』
ダリの問いに答えず責任者を呼べと少女は行った
それが地雷だったのかダリは
「ちょっと質問に答えてくれるかな?」
少し声のトーンが下がったような気がする
『責任者をお呼びください』
少女はお構いなくそう言い続ける
「あのねぇ_____」
ダリが話そうとした瞬間
ガチャ
「ダリ君大丈夫?」
背の高いツノが左右に生えた責任者らしい悪魔が入って来た












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!