ニクスの背の上から少年たちを指差すシュウ 。
そんな彼の頭をあなたの下の名前は思い切り殴る 。
ふぅ 、 と息を吐き身なりを正したシュウはあなたの下の名前に問う 。
シュウときんときはレースカーテンの向こうに姿を消す 。
元気よく返事をした茶髪の少年を皮切りに 、 次々とニクスの背に乗る少年たち 。
先程まであなたの下の名前の肩に乗っていたきりやんが首を傾ける 。
ニクスの背から手を伸ばすきりやんを抱き上げ 、 軽々と肩に乗せる 。
あなたの下の名前の忠告をしっかり聞いていたきりやんはぎゅ 、 と彼女にしがみ付いた 。
あなたの下の名前は身軽な動きでニクスの太く逞しい首元に跨がった 。
ふんふんと鼻を鳴らしたニクスは数度足踏みを繰り返す 。
それに合わせてあなたの下の名前もストールを腕に巻き直し 、 髪を1つに纏める 。
カチン 、 と時計の針が動くと同時にニクスは走り出した 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。