スングァンside
いつもウジヒョンを起こしに行くのは僕だから今日もいつも通り起こしに行った
叫んでも今日も返事がないので部屋に入ると
ウジヒョンとあなたが一緒にベットで寝ていた
そこまではいいんだ
でも、問題はこの後だよ?
だってウジヒョンとあなたが抱き合って寝ていたんだ
でも、それより僕は
あなたの服の袖からちらりとのぞいたお腹
それは、
本当に男なのかと思うくらい雪のように白くて綺麗で、
今にも折れてしまうんじゃないかと心配になるくらい細くて、
でも、うっすらと見える腹筋が入っていた
あなた、
君は本当に
男なの?
本当のことは…
一体何なの?
もう何も分からないよ…
あなた、本当のことをいつになったら教えてくれるの?
僕は、いつでも待ってるよ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!