第25話

劣等感とデータ不足
129
2026/05/20 08:00 更新
オ・ユンソ
オ・ユンソ
めちゃくちゃ嫉妬じゃん。

ユンソが今日も食べ物をかじりながら言う。

(なまえ)
あなた
そうです...完璧女子を前に激しい劣等感を覚えました...
オ・ユンソ
オ・ユンソ
まぁ、自己肯定感マイナスのあなたの下の名前じゃそうもなるよね。

未だに、元彼によって追った傷が治っていないみたい。

オ・ユンソ
オ・ユンソ
でも、それはあなたの下の名前が克服しなきゃ無理だよ。


オ・ユンソ
オ・ユンソ
相手がどれだけ褒めてくれても、好きでいてくれても、私なんて...ってバッド入るんだから。

ユンソの言葉がグサグサ刺さってくる。
オ・ユンソ
オ・ユンソ
自己肯定感育てな。
(なまえ)
あなた
...頑張る...

元彼による後遺症は、ただ別れただけでは消えないみたい。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
....切ない...
パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
乙女か。

空きコマを利用してうなだれる俺。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
どうしたの?って聞いても全然教えてくれないし...

「無理に言わせたくないし」とか、一人でかっこつけてたけど、後になってへこんできた。

パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
まだ信頼関係が完全じゃないんでしょ。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
俺、信用されてないってこと...?普通にへこむ...

かなり頑張って距離は縮めて来たつもりだけど、まだまだ努力が必要らしい。

パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
一目惚れじゃあんま信用出来ないでしょ。





パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
あ、俺が話しちゃった。雪の日のやつ。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
えっ











ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
それ俺がロマンチックに言おうと思ってたやつなのに....

めちゃくちゃかっこつけて言うつもりだったのに、ゴヌクにネタバレされてしまったらしい。
パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
あなたの下の名前ちゃんが気になるって言うから。
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
え、あなたの下の名前ちゃんから聞いてきたの?

興味持ってくれて嬉しい。

パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
うん。「何でハンビンくんは私のこと好きなの?」って










パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
ただ「好き」ばっかりじゃなくて、理由も言わないと不安にさせるよ。

ゴヌクに言われて、自分の未熟さに気付く。


確かにそうだ。

いくら好きな気持ちを伝えたって、信じてもらえなければ意味がない。

好きな気持ちを信じさせるだけの根拠が必要だ。



授業でレポートを書く時だって、ただ自分の主張を書いただけのレポートじゃ良い点は取れない。


自分の主張を裏付けるデータがあって初めてレポートが完成する。


恋愛だってそれと同じなんだ。


今の俺は、データ不足のレポートみたいなもの....
ソン・ハンビン
ソン・ハンビン
俺めっちゃ間違えてる。
パク・ゴヌク
パク・ゴヌク
....まぁ全部が間違いではないと思うけど。

スマホから目を離さず言った。

プリ小説オーディオドラマ