ユンソが今日も食べ物をかじりながら言う。
未だに、元彼によって追った傷が治っていないみたい。
ユンソの言葉がグサグサ刺さってくる。
元彼による後遺症は、ただ別れただけでは消えないみたい。
空きコマを利用してうなだれる俺。
「無理に言わせたくないし」とか、一人でかっこつけてたけど、後になってへこんできた。
かなり頑張って距離は縮めて来たつもりだけど、まだまだ努力が必要らしい。
めちゃくちゃかっこつけて言うつもりだったのに、ゴヌクにネタバレされてしまったらしい。
興味持ってくれて嬉しい。
ゴヌクに言われて、自分の未熟さに気付く。
確かにそうだ。
いくら好きな気持ちを伝えたって、信じてもらえなければ意味がない。
好きな気持ちを信じさせるだけの根拠が必要だ。
授業でレポートを書く時だって、ただ自分の主張を書いただけのレポートじゃ良い点は取れない。
自分の主張を裏付けるデータがあって初めてレポートが完成する。
恋愛だってそれと同じなんだ。
今の俺は、データ不足のレポートみたいなもの....
スマホから目を離さず言った。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。