第7話

☠️💜𓂃𓈒⚪︎゜
3
2024/05/20 07:06
ウガンは、キスの後に突然いなくなったジョングク

の行方を捜したが見つけられなかった。

ミョルマンは少女の神によって過去の記憶に召喚さ

れてしまったのだった。

少女の神は

「お前があまりにも迷っているようだから」

と過去のジョングクが存在することによってウガン

が不幸に見舞われた瞬間を見せると、ジョングクは

過酷な運命を改めて振り返って苦しんだ。

さらに少女の神は

「もう分かったか?お前があの子にどんなことをし

たのか。お前があの子に愛されるって?目を覚ま

せ」

と強く言うと、ジョングクは悲しそうな顔を見せ

た。

その後、ジョングクは本音を隠したままウガンを突

き放そうとし、ショックを受けたウガンは涙ぐんで

ジョングクに近づこうとした瞬間、場所が変わって

それ以上近づくことができなかった。

ジョングクは冷静に話したが、ウガンへの気持ちを

隠せなかった。

ジョングクはウガンが寝ている間にやってきて手を

握ってやったり、笑顔で見つめたりした。

さらにジョングクは

「僕が投げた石に当たるのは、結局自分だな」

と笑った。

ウガンはジョングクが来たことに気づき、ジョング

クンを呼ぶために最後の手段として苦痛を相殺する

ブレスレットを切ってしまった。

これで脳圧が上昇して倒れたウガンは、病院に運ば

れる瞬間にもジョングクのことを思い浮かべてい

た。

それにもかかわらず、ウガンのそばに行かず、感情

を押し殺していたジョングクは

「そうやって一生会うな。あの子が死のうが生きよ

うが、一生会うな。そうやって生きていけるだろ」

という少女の神の言葉を聞いて立ちあがった。

プリ小説オーディオドラマ