第9話

‘’ 7 ‘’ 狡い俺
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2024/12/10 02:00 更新





あなたside








あなた
ん…今何時…
あなた
ハッ‼︎







やば



もう18:00!?





寝過ぎた!!










宮治
お、起きたんか
あなた
うわっ!
お、治か…びっくりした
宮治
すまんすまんw











私が起きるまでここにいてくれたのかな



ほんと優しいなぁ











あなた
待たせてごめんね…
宮治
ええんよ
体調大丈夫なん?
あなた
うん!
痛みも引いてきてる
宮治
じゃぁ帰ろか
荷物そこに置いてあるで
あなた
わざわざ取りに行ってくれたんだ!
ありがとう!!
宮治
ええんよ
帰れそうか?
あなた
大丈夫大丈夫!
帰ろ!
氷のう戻してくる〜








そう言って立ち上がり荷物を持って保健室を後にした







窓の外を見るともう日が暮れ空の青が濃くなっている




そんな外の景色を眺めながら治と肩を並べ廊下を歩く










宮治
そういえば今日の練習でな?
侑が調子こいてアランくんの頭にサーブ当てたんよ
あなた
え、それ大丈夫なの!?
宮治
アランくん頭抱えて悶絶しとって、侑は後ろからの北さんの圧で顔面蒼白しとって面白かったんよw
あなた
侑何してんのよ…
今日サーブ人に当てすぎじゃない?w
宮治
ほんと笑い堪えるの大変やったわw
角名が動画撮っとったはずやから今度見せて貰ったらええちゃう?
話す機会にもなるやろうし
あなた
ww
そうするね







治は歩きながら今日の練習であったことやクラスでのことを歩きながら話してくれた



侑、災難やったなぁ…








そう他愛のない話をしていると治は急に私の少し後ろで立ち止まった








あなた
治?
宮治
なぁ…








振り返って治の顔を見ると表情がさっきより堅くなってて、少し躊躇いながら口を開いた











宮治
……さっきの…聞いてたりしとらんよな?
あなた
?
さっきの?










さっきのとはなんだろう?


なんか聞き逃したことなんてないよな…










宮治
…聞いてないならいいんよ!
俺の独り言やからなぁ
あなた
そう?
宮治
おん!
急に変なこと聞いてすまんな笑








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治side












やっぱりちゃんと寝てたんやな






そう安堵する反面








“聞こえてたらよかったんに”


“聞こえてたら少しは意識してくれたんかな”










なんて思ってまう









はぁ…やっぱ好きや






楽しそうに笑う顔も

一生懸命マネやってるとこも

少し抜けてて不思議そうにしてる仕草も





全部愛おしく映ってまう











…真正面から想いを伝えられんなんて俺カッコ悪いなぁ…笑



こんな俺があなたに相応しいわけがないやんな








それを分かってんのにあなたを心の中で想い続けるこんな “狡い俺” を許してな 笑














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あなたside












どことなく治の元気がない気がするのは気のせいだろうか…





そう内心心配していると昇降口につきそこには侑がいた






















宮侑
あ!あなた!!
おでこ大丈夫なん??
あなた
大丈夫大丈夫!
こう見えて石頭だからね〜
宮侑
…ごめんな…?
痛かったやろ…?











本当に反省してるんだと思う


めっちゃ申し訳なさそうな顔してるし













あなた
大丈夫だってば!
そんなにメソメソされてても調子狂うから!
いつもの侑の方が私は好きだよ
宮侑
!///
そ、そうやんな!













なんか侑の顔赤くない??




大丈夫かな…










宮侑
は、早く帰ろうや!///
宮治
そうやな
早よ出んと校門閉められるで
あなた
やば!!
帰ろ帰ろ!!








そうして私は長身の双子に挟まれながら楽しく談笑して帰った












帰りながら治のさっきの表情を思い出しもう一度見てみたけどいつも通りの表情で





治の表情が戻ったのならいいかと思って気にしないことにした





















𝑵𝑬𝑿𝑻▶︎

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