仕事のお昼休憩
特に特に軽食も持ってきてないから、そこら辺の通りに来た。
かと言って、あまりこれといった好きなものは無いけれど
直感で入ったカフェは
人通りの少ない下り坂の一番下にあった
植物がある小さめの店だった。
周りに生えた緑。
さらにその手前には色鮮やかな花々が咲き誇っている。
店を入る時の花道は、まるで花畑のように
鬱陶しさが無い、管理される中自然を感じた。
ドアを開くと扉についたベルが鳴る。
店内は外見からでは見えないほどとても広くて、上は突き抜けて柱が通っている。
床はウッドデッキの涼しさを感じられるような色
目の前には持ち帰り用のスイーツが入ったショーケースだ。
なんといっても果物の盛り付けが華やかで、思わず買いたくなるほど
欲を押し込んで右奥にある椅子に座ると
黒いスーツの上からエプロンを来たすらっとした体躯の男性がメニューを差し出した。
メニューの差し出し方がもうそれを物語っていた。
指先ひとつひとつが上品で、うちも見習ってくれないかってぐらい。
とりあえず一番はじめに目についたフレンチトーストにしておいた。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。