ドラコは足を止めて、私をまじまじと見つめた。
銀色の髪が暖炉の緑色の炎に照らされて妖しく光っている。
首を傾げて笑うと、ドラコはため息をつきながらも、口元が少し緩んだ。
その後、自分のコミュ力は本領発揮した。
暖炉の周りに集まっていた新入生・上級生たちに積極的に話しかけ、
青い髪を揺らしながら笑顔を振りまく。
最初少し警戒していたけど、30分後には私の隣でキャッキャと笑いながら髪を触らせてくれていた。
珍しく笑った。
無口に頷きながらも、私の話に耳を傾けている。
スリザリンの談話室は緑と銀の装飾に包まれ、湖の底から差し込む淡い光が幻想的だ。
私はソファに深く腰を下ろし、周りの生徒たちの微妙な表情や、ちょっとした対立を観察しながら、にこにこしていた。
ドラコがワイングラス(中身はかぼちゃジュース)を手に近づいてきて、小声で言った。
彼の灰色の目は、探るように私を捉えている。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!