………………………
あぁ、私分かっちゃった
この人…いや歩は………………
本気で私のことを思っていてくれていると
ならば私も正直に言おう
今絶対泣き顔だな…
ぎゅっ
でもどうして神様は私に意地悪するのでしょう
ぎゅっ
ふざけるな
言われたからって、なんだ
そこでふと歩に言われたことを思い出した
歩…………………
この時久しぶりにこの人の泣いてる姿を見た
その姿はまるで幼い子供のようだった
その後………………………………………………………………………
大学に受かり私は友達が出来た
ちなみに高校ではなんと私の無実が証明されていたなので残りの時間は結構楽しかった
お母さんともうまくいっている
お母さんは男遊びを止め家でご飯を作って待ってくれている
今、私は充分幸せに見えるだろうだけど…
まだ………あの人に会えていない
………………………今でも私は待っている
私は待っていた会えるこの時を
いかがだったでしょうか
これで終わりです~
ここまで見てくれてありがとうございました
良ければ私の作品の…………………………
〈僕らの平和(?)な日常〉を見てください
ではまたね~
(無事テスト終わったでござる)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!