ヨンベside
夜の空気は冷たく、静かで、そしてあまりにも
優しすぎた。
まるで、今この部屋に流れている"狂気"を、全部包み込んでしまうように。
カーテンの隙間から差し込む街灯の光が、君の寝顔を照らしている。
君のまつ毛がほんの少しだけ震えてる。
触れたい。
喉が渇いたみたいに、肌に、髪に、声に…そのすべてに、触れていたい。
でも、声をかけたら終わってしまう気がした。
君はきっと、俺のこの"想い"を知ったら、離れていこうとするから。
「そうなったら、俺は…君を閉じ込めることしかできなくなる」
__それでもいいなら、今すぐ腕の中に引き寄せて、壊してしまいたい。
けれど俺は、ただ静かに息を吐いた。
震えるように、愛しさだけを胸に閉じ込めて。
声に出す代わりに、そっと君の髪を撫でた。
この夜が明ける前に、君が
"俺のものになる覚悟"
をしてくれたならいいのに。
それだけを、祈りながら__今夜も、黙って抱きしめることしかできない。
ヤンデレヨンベさいこーーー🥲🥲












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。