あなたの下の名前 side
かのんちゃんにたくさん話しかけられているロウ
あからさまに嫌そうな顔をして 適当に流してる
これは行った方がいいのかな
上手く話題を投げかけてかのんちゃんの話を切る
ロウはナイスと小さく"グッ"と親指を立てた
ルンルンで話してくれるくれるかのんちゃん
それと反対なロウ 必要最低限しか言わない
俺なんか言った?みたいな感じです首を傾げる星導くん
いや ロウに
ツンデレとか言ったら
うるさいって言われるの当たり前だよ
別行動っていうか元から回ってたペアみたいな感じを
言いたいんだと思う
ロウと私、かのんちゃんと星導くん このペア
お願いだから余計な事言わないで欲しいんだ!!!
絶対元のペアの方がいいと思うから!!
否定はしすぎずに でも4人で回らないように提案する
否定しすぎるとしすぎたで
面倒臭いことになりそうだからね
少し考えた後納得してくれた
心の中で盛大にガッツポーズをした
かのんちゃんは嫌いなわけじゃないけど苦手
性格が私と多分少し合わないんだと思う
星導くんが先にかのんちゃんを行こうと諭す
それにかのんちゃんが頷いて2人は何処かへと行った
シフトの時間もあってまだ何も食べていないお腹は
ぐーっと音が鳴る
それなりに大きかったからロウに聞こえてると思う
それがわかると恥ずかしくなって
少し顔が赤くなった気がする
笑われてさらに恥ずかしくなって言葉が出ない
顔はさらに赤くなって多分分かるぐらいになってる
熱が冷めるように制服の首元をパタパタと仰いだ
ロウは知らないのか不思議そうに首を傾げた
私も初め聞いた時はそう思ったよ
絶対お金かかるのに それも文化祭は2日間もあるから
窓からちょうどキッチンカーが見えてそっちを見る
ロウも私の視線を追うように窓を見てそう言った
一つ頷いて下駄箱へと私達は向かった
🅽🅴🆇🆃➡︎












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!