遂に雄英入学の日。特にワクワクするわけでもなく、
かと言って緊張するわけでもなく、
ただ着々と準備を進めた私はドアの前に立ってそう言う
『 雄英に潜入調査をしてきなさい 』
って会長に言われた時は流石に驚いたけど、
どーだか…。まだ15の子供に徹夜するほどの任務を任せてる時点で相当鬼では?と言う言葉はあくまで心の内に留めておく。
私に拒否権ないのわかってるくせに、
思ったよりも、早くついてしまった。
住居は用意してるとは言っていたけれど、
まさか雄英から徒歩5分だなんて
相変わらずお広いことで。迷子になりそう
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ドアデカすぎないか?まあ今の時代だし、
バリアフリーとかか。いやそれにしてもデカくないか?と頭の中でハテナが浮かび上がる。
一体費用は何処から出てくるのやら、
なんてくだらない事を考えながら扉を開く。
早く着いただけあって、まだ教室には誰もいない。
出席番号は、燈火で「と」だから、16番。
えーと席は、、1番前だ。
おぉ〜、これが俗に言うアリーナというやつか!
何を隠そう!私、燈火あなたは、
小中共に学校に通っていなかったのである!
その影響で、学校に対して憧れを抱いているのだ!
それこそ出席番号とか!アリーナとか!!
ん?どうやって願書に歴を載せたのかって?
そりゃ勿論、公安が偽造してくれちゃったワケ。
公安パワーすげー
…..
暇だな。早くついたのはいいものの
そうだ、まだ他に生徒がいないことだし、
雄英でのキャラを決めておこう。
今の高校生にはどういうキャラがウケるのだろうか。
あくまで目的は情報収集。情報の集めやすそうなキャラ、、真面目系?人当たりを良くするか?信頼されるには______
ガラガラ
勢いが凄い。これが委員長系ってやつか
...「飯田天哉。個性-エンジン。兄にターボヒーローインゲニウムを持つ、ヒーロー家出身の子。」だったっけ
いくら資料に目を通したとはいえ、流石に受験勉強や訓練と同時進行で行うとなると、雄英の教師や生徒全員分の情報を覚えるのは大変だった。
そんなこんなでインゲニウムの弟くんと雑談していると、気が付けば教室は多くの生徒で埋まっていた。
あの特徴的なトゲトゲ頭。ヘドロ事件の。
____ヒーロー家出身といえば…、
「「 なんかいる 」」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。