第18話

18話
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2025/10/22 08:00 更新
             桜side
獅子頭連との戦いが終わり、
あなたの下の名前に電話したのに出ない。
すぐに出るって言ったじゃねぇかよ……
梅宮
どうした?桜、まだ何かあるか?
楡井
き、傷が痛みますか…?
蘇枋
まぁ桜君は怪我酷いしね…、大丈夫?
いや違ぇよ、このくらい何でもねぇし。
だったら、何でスマホと
そんな睨めっこしてんだ?
あなたの下の名前が電話に出ねぇんだよ…
ピリッと空気が凍った。
すぐさま梅宮を見る。
梅宮
どうだ?柊。
駄目だ、こっちも既読付かねぇ。
ったく、何処で何してるんだか…
梅宮
…!朝から学校に行ってないらしい。
ことは
こっちも連絡つかないわ。
そういや、アイツ……
あなた
『……………獅子頭連と風鈴の明日の話が、
 何故かもう出回ってる。』
あなた
『桜達は風鈴を守るために獅子頭連と戦う。
 私も、風鈴を守るため戦うよ。』
まさか、負けた?なんてことあり得ねぇよな。
アイツの強さは知らねぇけど副総代なんだろ?
ちっ、何処にどんな奴がどのくらい来るのか、
それくらい聞いておけば良かった…!!
楡井
ちょ、桜さん!?どこ行くんすか!?
探しにッ…!
ドアを開けようとした瞬間。
           リンリーン!ゴン!!
あなた
聞いてよことはー!!
寒いから温めて〜!!
がッ…!!ッ、あなたの下の名前!?
あなた
あ、ごめん桜、何でこんなドアの前にいるの?
ことは
ちょっと、ビチョビチョじゃないッ…!
すぐにタオル持ってくるわ!
あなた
うん、ありがと〜!
できれば2枚持ってきて!
ことは
2枚じゃ足りないでしょ!
ヘラヘラ笑ってるあなたの下の名前の前に梅宮が静かに近づく。
梅宮
………あなたの下の名前、誰にやられた?
川に落とされたのか?スマホは?
梅宮
どうして連絡がつかなかったんだ?
梅宮があなたの下の名前の肩を掴んで質問攻めしてる。
梅宮の顔が心配の色で染まっていた。
あなた
落ち着いてね梅ちゃん、
私が勝手に落ちただけだから!
あなた
ほら!
ビチョビチョの上着から子猫が出てくる。
は、?子猫と一緒に落ちたのか?川に?
ニー
梅宮の顔が一気に緩み、空気もいつも通りに戻った。
梅宮
ッはぁ〜〜っ!!安心した〜!!
もー!本ッ当に心配したんだぞ!?
楡井
ナチュラルに上着を着せてる…!
流石は梅宮さんッ…!!
ことは
で?猫もアンタもビチョビチョからして、
猫が落ちそうになってアンタも飛び込んだよ?
あなた
惜しいねことは!
あなた
猫がカラスに捕まっちゃってね、
飛び立つ時に川に落ちたらって思って!
あなた
思わずカラスに掴みかかった先が川だった!
何やってんだよ…椿も連絡がないって
めちゃくちゃ心配してんぞ。
あなた
そーそー!!スマホ水没しちゃって…!
水を含んだ緑のスマホケースを見せてくる。
所々水によって所々色が変色していた。
だから電話しても出なかったのか…
あなた
………電話、してくれたの?
お前がしてくれたらすぐ出るって…
あなた
言ったけど…本当にしてくれるとは…、
新しく買い直すから!
あなた
また交換しよ!?また電話してね!
わ、分かったから、近い近い!!
ってか、ケンカしたんだろ?
それについて怪我……
あなた
あー!!!
勢い良くあなたの下の名前に飛び付かれる、
後ろで柊が呆れてて楡井と蘇枋がで笑ってる。
梅宮
ケンカ、したのか?あなたの下の名前。
あなた
ぴぇ………
梅ちゃんの笑顔は時々怖い……と思いっきり顔に書いてある。
ことは
はい、少し大きいと思うけど私の服ね。
返すのはいつでも良いし、何ならあげるわ。
あなた
わーい!ありがと、ことは!
梅宮の圧を無視してことはに駆け寄るあなたの下の名前。
ってか、何であんなに梅宮は怒ってんだ?

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