朝、まだ体が起きたばかりなのに、
疲れ切っていた
もう、1人かけてしまったので、
19人がいるはずの城内を歩こうと思って、
ドアを開ける
私の部屋の前に、人だかりが出ていた
正確にいうと、、、、
私の隣の部屋
成城椿が
何者かに刺されて死んでいた
それだけ言うと、
場に適さないほど笑顔なユノはあっさり消えた
3年生、特にリョクは
今にもおかしくなりそうな状況
リーダーらしい振る舞いをしてくれていた
椿がいなくなり、
ユノに言われるも、誰も動こうとしない
私が声をかけると、
不安げな顔でみんながこちらを見る
私が一人一人の目を見て
訴える
誰でもいいから勇気を持って!!
幸輝、そしてハイネが私の意見に納得してくれた
2年生や1年生は私のことも理解してくれたらしい
情緒不安定なリョクは杏樹が連れてきてくれそうだ
私たちは数回に分けてエレベーターをつかい、
7階へたどり着いた
奥の方に椿の死体があった
おそらく、ユノが「魔法」というのを使って
雑に持ってきたのだろう
リョクはずっと俯いており、
誰のことも見ない
他のみんな、特に3年生は
ずっと静かだ
同学年の子がほぼ同時に2人も死んでしまい、
ショックを受けているのだろう
私たちが全員集まり、
処刑場に向いた時、
どこからともなくユノが現れた
そういうと………
奇妙なことが起こった
成城椿に刺さっていたナイフがホロホロと
消え、白い光が包んだかと思うと、
お腹の傷が一瞬にしてなくなった
しばらく経つと、微かに呼吸をする
成城椿が横になっていた
リョクが椿に、近づこうとし、
ブザーがなった

























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!