ruki side
俺には本気で愛してる人がいた、はずなのに
自分で関係を断ち切った
ただ、その時の衝動で…
残念なことに景瑚とは離れて別のクラスになった
勿論友達は作らなくちゃこれからやっていけないから、適当に話しかけたら、それが間違いだったらしい
そいつとそいつの連れは高校入る前からヤンキーだったって、当たり前かのように酒は飲むしタバコもふかしていた
勿論そんな物に手は出したくなかった、まだ未成年だし
だけど人付き合いだし避けようにも避けれなくて酒にもタバコにも手を出した
結局タバコはいつまで経ってもなれなくて、酒だけ飲むようになったけど…
そして勿論ヤンキーなんだから喧嘩もする。
嫌だったけどするしかなかった。
入学して1ヶ月経つ頃にはそれが当たり前になっていた。
俺はそんな状態で純喜たちに会いたくなくて、中学生のアイツらにも悪い影響を及ぼさせたくなくて、行っては断って、行っては断ってを繰り返していたら
ついに純喜にキレられた。
そりゃそうだよな、ずっと遊んでたやつに急にドタキャンされるようになったら、そりゃキレるわ。
俺もそこで正直に話すべきだった。
…話すべきだったけど、俺も俺なりに考えて遊びを断っていただけで、俺なりの優しさで対応していたはずなのに、それを勝手に全て否定された気になって、言い返してしまった
喧嘩に慣れてしまった俺の口は止めようにも止めれないもので、勢いで思ってもないことを沢山言った
挙句には、純喜とお揃いのバングルも、そこら辺に放り投げた…
家に帰って冷静になって、自分のやったことを死ぬほど悔やんだよ、俺なんでこんなことしたんだって
次の日学校に行ったらなんかすげえむしゃくしゃして、自暴自棄になって、俺は朝のホームルーム中に急に立ち上がって、あの俺が最初に話しかけたヤンキーのことを気絶する1歩手前まで殴ったらしい
俺にその時の記憶はなくて、知らないうちに1ヶ月の停学処分を食らって親に死ぬほど怒られた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!