第4話

【Episode.2】
77
2026/04/22 09:21 更新
ある満月の日のことです。

今日はやけに町が騒がしい。

母 セシル
今日は≪大いなる厄災≫が襲来する日ね…
父 ルシェル
あぁ、君もあなたの下の名前(カタカナ)も俺が守るからな。
母 セシル
まぁ…!


父親の言葉に母親は頬を紅潮させ、
そのあとに顔を手で隠した。

朝からお熱いことだ。













ん?















い、今≪大いなる厄災≫って…?

あなた
(神様!どういうことですか!?)

私がそれはそれは強く念じると、
神様はこう答えた。

(あのとき言おうと思ったのだが?)
あなた
(ま、さかあの夢の世界で…?)


(はぁ……)


あなた
(ちょっと!?)


ため息をついた後
脳内通信を切った神様。

人の話は最後まで聞かないとな……
と、身にしみて思いました。

転生バレ……したくない。

でも、皆にも会いたい……。

よし、とりあえず今後のことを決めよう。

①自分のマナ石回収
②自分の城の結界を何重にもする
③自分の姿を変える
④成人したくらいで隠居

あなた
はぁ……
あなた
(神様)
あなた
(神様!!!!!)


私が何度呼びかけても
全く通信がつながらない。

だから私は一方的に話しかける。

あなた
(私のマナ石をここに持ってきて欲しいです。)
(……分かった。)
あなた
(今思ったのですが、転生前も魔力隠していたのですが)
あなた
(私が死んだことには気づいているでしょうか?)
(そなたは自らの死を悟っていたのだろう?)
あなた
(あ……)



一応皆と最後、話したんだっけ。

皆のことだから、気付いてるよね……。


(マナ石、気付かれる前に食べろ。)
あなた
(あっ、ありがとうございます…。)


小さく砕いて急いで飲み込む。

自分のマナ石を食べる……
なんて、なんか新鮮だな……。

























あなたの下の名前(カタカナ)の、魔力……?


生きている……のか?
だがあなたの下の名前(カタカナ)は魔力を隠して…。

マナ、石…


あれだけ探しても、
あなたの下の名前(カタカナ)の結界は凄い。

それなら、誰がそれを……?

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