りんの頭を撫でる。
リビングのドアを開けたら、りんが勢いよく出て行く。
亮太が店と行き来するから玄関のドアも朝は開いてるし、
もしかしたら亮太裏口も開けてる!?
慌てて、靴を履いて家を飛び出す。
今までこんな事無かったのに、なんで!?
と、俺が店に行った時には亮太がりんの首を掴んでいた。
亮太からりんを受け取って、家に帰る。
りんの頭を撫でて、次はりんが出ないように
気をつけながらリビングから出る。
玄関のドアを閉めて店に向かう。
ー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ー
藍莉に今朝の事を話したらそう返ってきた。
なんだ、可愛いなぁ あいつ ♪
でも、店には連れて来れないしなぁ…、
今日はたくさん構ってやるか ♪
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りんがリビングの近くにいないことを確認して、中に入る。
と、りんがカーテンの裏から出てくる。
りんがリビングのドアの前に走っていく。
りんを抱っこすると、遥さんが藍莉を盾にして
リビングに入ってくる。
腕の中で暴れて、りんが俺から下りて、走っていく。
と、りんが遥さんの足に顔を擦り付ける。
藍莉がりんを抱っこする。
遥さんが恐る恐るりんに手を伸ばすと、
と、りんが遥さんの手を舐める
後ろに下がる遥さんを、
ちょうど帰ってきた亮太が受け止める。
りんが、藍莉から下りてタンスの上にある首輪を咥える。
りんに首輪をつけると、りんが人になる。
りんが秒で遥さんと藍莉のところに行く。
と、亮太が遥さんの頭を撫でて台所に行く。
俺も台所に行く、
見るとりんが遥さんと藍莉に
頭を撫でてもらって嬉しそうにしてる。
だから自分から首輪つけたがるのか、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。